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魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 第2話「メッセンジャーはダレなんじゃ?」レビュー

タイムリーではないが、魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 第2話「メッセンジャーはダレなんじゃ?」レビューを書くことにする。

まず第2話は、作品としておもしろかっこいいのか考えてみたい。私は、おもしろかっこいいのだけれど、大人ほいほいに見えてしまうことが残念に感じてしまう。しかしながら、世界観は30年前と同じであるなところは感じることが出来る。適役の名前がワーイファーイ(Wi-Fi)や街の建物が動く街というのも懐かしさが出てくる。またBGMが心地よく、ワタル世界にすぐに入っていくことが出来る。今回のシリーズはどう見ても、その階層に長く留まらないのは、近頃のアニメと同じで昔は1年を通してのものが、近頃は3ヶ月で12話位のものが多くなっている。昔を懐かしく思ってしまう流れをどう考えるのか。

アニメーションもビジネスである以上、売れなくてはならない。魔神英雄伝ワタルの世界感を継承しつつ新しい話として成り立っているとは思うが、前回のレビューでも書いたのだが、この作品の時間軸が分からないのはある。個人的には、魔神英雄伝ワタル3後になるのかと思っている。七魂の龍神丸とワタル3は下っていく物語ではあるが、記憶をたどる限りワタル3はワタル2の後の物語である件があった。

すでに第4話「「赤い閃光!ダブル×の字斬り!」」を見ているから言えるのだが、1階層前後半で作るのかなと思ったら違っているわけである。第4話はそのなかで物語が完結している。どういう物語構成にしていくのかも気になるところである。

敵魔神が、昔の作品からの流用に見えるので、新しい魔神は出てこないのであれば、ガッタイダーは出てきて欲しいところである。昔のプラクションは1000円せずに買えたのになと思いつつ、今回の新しいシリーズほしいなという気持ちが湧いてきているのも事実である。

ワタルが今回使っている剣についている勾玉が6つである。龍神丸は七魂に分かれているので、7つの勾玉になっていないのは、最終話で明らかになるのだろう。キービジュアルとしてクラマと幻龍斎が見えていないのでこのシリーズでは出てこないかなと思う。それは少し残念なところであるが仕方ないのかもしれない。

昔見た作品をリメイクされた状態で見ているような感覚であり、面白くないっていうことも出来るのであるが、見てしまうことから楽しんでいるのは間違いないのである。全話終わった時にどう感じているかはまた別の問題ではある。

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