あじさいを愛でるなら今。神戸で森林浴のススメ
こんにちは！とみです。
先日、神戸市立森林植物園で開催されているイベント「森のあじさい散策」へ行ってきました。
今回は、地元のおすすめスポットとして植物園の魅力をシェアしたいと思います。
■体感温度は－5℃。森の中は想像以上に素敵だった
神戸市北区の「神戸市立森林植物園」は、六甲山地の一角の自然を最大限に活用した広大な植物園。
総面積は142.6ヘクタール（東京ドーム約30個分）という広さです。その広大な園内では、日本国内から世界各地の樹木まで、約1200種の植物が生育されているそう。
こちらに足を運ぶのは久しぶり（小学校の遠足ぶり？）だったのですが、素敵なお店も増えて、地元民としては恥ずかしながら「こんな素敵なところだったんだ！」と感動。
この日は「森のあじさい散策」イベントの真っ只中。年間を通して季節の花や植物を楽しめる催しがたくさんあります。
梅雨時期とはいえかなりの夏日でしたが、入り口に着いた瞬間から体感温度は市街地よりも－5℃くらい。
メタセコイアの高～い木々が青々と茂り、木陰は驚くほど涼しい……。到着してから早くも癒されてしまいました。
ランチが楽しめるカフェやお土産屋さんを横目に、まずはお目当ての「あじさい園」に向かいます。
入り口から歩いて5分程で見えてきた、色とりどりのあじさい。
この日の来園者はほとんどが地元の人か登山客でしたが、皆さん足を止めてあじさいを写真に収めていました。
園内では、ガクアジサイ・ヤマアジサイ・エゾアジサイ、タマアジサイ、中国系アジサイなど、25種350種・約5万株ものあじさいの仲間が見られるそう。
鳥のさえずりを聴きながら、心地よい風が吹く坂道をゆったりと歩きながら。今しか見られないカラフルなあじさいを、思う存分鑑賞しました。
■森のランチと最高のフォトスポット・アナベルの丘を満喫
あじさいを愛でたあとは、小腹も空いたところでランチタイムに。気になっていた入り口のお店、「ル・ピック」さんへ。
ル・ピックとは、フランス語で「キツツキ」を意味するそう。まさに森の中のお店にピッタリの名前ですね。
こちらでは、植物園から車で約10分のところにある「弓削牧場」の新鮮な乳製品を生かしたオリジナルメニューが並びます。
この日私は、野菜とチーズのサンドセットと自家製ラッシーを頂きました。
野菜もハーブもフレッシュ。熟成する前の生のチーズ「フロマージュ・フレ」は、塩分不使用でカロリーも控えめ。あっさりしていてとっても美味しかったです！
お店の前も木陰になっているので、外で食べたり読書をしたり、お昼寝をしている人たちもちらほら。ゆったりした時間が流れていました。
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しっかりエネルギーチャージしたあとは、メタセコイア並木を抜けて「アナベルの丘」へ。
緩やかな坂を上り切ると、目の前には真っ白なアナベルの花々！
辺り一面、真っ白のアナベルに包まれてとても幸せな気分に……。見晴らしも良く、最高の写真撮影スポットです。
かなり暑い日でしたが、青空に映える真っ白なアナベルを観て一気に爽やかな気分になりました。
ここから「西洋あじさい園」を抜け、「あじさいってこんなに種類があるの？」と驚きつつ散策します。休憩がてらソフトクリームもしっかり堪能。
弓削牧場の搾りたてミルクを使用した特製ソフトクリームは、行列ができるほどの人気商品だそう。こちらも間違いなしの美味しさでした。
■森の自然と動物たちに癒される。季節を感じに足を運んでみてほしい
休憩したあとは、再び「あじさい園」を抜けて「長谷池」へ。
広い池の周辺は、紅葉のメインフォトスポットでもあるそう。スイレンもちらほら咲いて、とても見ごたえがある池です。
この池のそばにある「カモシカ園」では、特別天然記念物でもあるニホンカモシカ（四国産）3頭が飼育されていました。
ニホンカモシカは北海道と沖縄を除く、本州・四国・九州の山岳地帯に生息するウシ科の日本固有種で、現在その数は減少傾向にあります。
植物園では「神戸市立王子動物園」との共同飼育で、保護および繁殖に取り組んでいるそう。とても貴重なものを見せてもらったと感じました。
今回は半日ほどの滞在でしたが、色鮮やかなあじさいや六甲山系の大自然にとことん癒され、季節ごとにまた足を運びたくなりました。
私が訪れたイベント「森のあじさい散策」は、今週末の7/15（月・祝）まで。
近隣の弓削牧場と併せて訪れるのもよし。ハイキングと併せて散策するのもよし。関西方面にお立ち寄りの際は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
■詳細情報
◎住所：〒651-1102 神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
◎休園日：毎週水曜（「森のあじさい散策」「森のもみじ散策」の各期間中は無休）
◎アクセス：神戸電鉄「北鈴蘭台駅」から無料送迎バスで約10分／神戸の市街地から車で約25分／「新神戸駅」からのハイキングコースとしても人気です！※詳細はこちら（https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/traffic/access/）
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