【会員様向け灯す屋メールマガジン】2020総括と2021に向けて
灯す屋会員の皆様
(会員様向けに書きましたが、興味のある方は良かったらどうぞ)
いつも灯す屋をご支援いただき、ありがとうございます。
長らく連絡が滞っておりまして、申し訳ございません。
事務局からのメールマガジンやLINE等のSNSにて情報発信は行っておりますが、会員様向けの連絡としてはかなり久しぶりとなります。
年始のご挨拶には遅いのですが、ここで2020年に行ってきたこと、そして2021年に実施していきたいことをご報告させていただきます。
▷2020年のニュース
①上野さんが地域おこし協力隊を退任し、事務局長に就任!(5月)
上野菜穂子さんが地域おこし協力隊を3年の任期を終え、灯す屋の事務局長に就任しました。上野さんがフルタイムで勤務するようになり、灯す屋の活動が地に足を着けることができたように思います。
現在、上野さんは事務全般、情報発信、ちゃわん最中事業を中心に取り組んでいます。また、橋本さんはふるさと納税事業、ホームページ管理、デザイン関連を中心に動いています。それぞれの担当で、力を発揮できるようになってきたのが2020年の灯す屋だったと感じています。
②「ちゃわん最中」の定期販売開始!(7月)
上野さんが担当する「ちゃわん最中」が、満を持して7月より定期販売を開始しました。また、色んなお店や事業者とのコラボレーションやオンラインストアの開設など非常に精力的に動いております。雑誌「ソトコト」にも掲載されたり、全国ネットのNHKニュースやラジオ局J-Waveにて取り上げて頂いたり、早くも全国で注目されています!
これからも色んな動きを見せていく「ちゃわん最中」をどうぞご支援ください。
ホームページ https://tomosuya.com/chawanmonaka/
オンラインストア https://chawanmonaka.official.ec/
ソトコト(WEB記事) https://sotokoto-online.jp/3647
③移住交流イベント「MEETUP!SAGA」、今年も3回開催!(9~10月)
コロナ禍でしたが、今年も佐賀県庁移住支援室からの委託事業「MEETUP!SAGA」を開催しました。YouTubeで生配信を行ったり、イベントの様子を記事にまとめて発信するなど、より都市部の方々に届くような工夫もしております。ぜひ読んでみてください。
以下、まとめ記事です。
▶クリエイティブな人には佐賀は面白い?!【MEET UP!SAGA】〜佐賀ライターの暮らし方 編〜
https://tomosuya.com/report/20201102/
▶「ここは自分らしく輝ける場所」【MEET UP!SAGA】〜クリエイティブで暮らしをつくる 編〜
https://tomosuya.com/report/20201106/
▶「人と人が繋がる“心の居場所“をつくりたい」【MEET UP!SAGA】〜みんなで育てる、わたしたちの佐賀暮らし 編〜
https://tomosuya.com/report/20201109/
④「うちやま百貨店」、コロナ対策をしっかり行い無事に開催!(11月)
3月の開催が直前に中止になったうちやま百貨店でしたが、11月はコロナ対策をしっかりと行い開催することができました。
コロナ対策の資金として佐賀県庁の佐賀支え愛事業(CSO版)へ申請し、無事に4団体に選定して頂いたことによって、充実した対策を取ることができました。
具体的には、(1)開催エリア内店舗における「レジ前おむかえアート」の事前実施、(2)オリジナルマスクの制作・販売、(3)3カ所の関所の設置(消毒、検温など)、(4)アマビエミッケ!の実施(エリア内のおむかえアートの中に隠れているアマビエを探すイベント)を行いました。
また、インターンシップで佐賀大学生9名が企画・運営をお手伝いして頂いたことで、当日も安心してイベントを開催することができました。
ホームページ https://peraichi.com/landing_pages/view/uchiyama
レジ前アート×うちやま百貨店(佐賀新聞記事)https://www.saga-s.co.jp/articles/-/600493
⑤灯す屋のふるさと納税-商品数が320品に!寄付額も大幅にUP!(年間)
橋本さんが主担当しているふるさと納税は、商品数が昨年より大幅にアップしました。スタート時より『WEB版うちやま百貨店』を目指して準備してきましたが、無事にその様相を呈してきたかなと思います。写真撮影のサポートなども行ったり、オリジナルコラボ商品を作ったりするなど、灯す屋ならではの手厚いサポートも行うことができたことで、寄付額が昨年より大幅に増加しました。
まだご覧になられていない方も、しばらく見ていなかった方もぜひ一度見てみてください。
灯す屋ふるさと納税
https://www.furusato-tax.jp/city/product/41001/164
⑥ふるさと納税を活用したクラウドファンディングに挑戦し、目標額を達成!(11~1月)
11月よりガバメントクラウドファンディング(GCF)という、ふるさと納税を活用した資金調達に挑戦しました。その結果、目標額の200万円を無事に達成することができました!
この資金を元に、2021年は新しいチャレンジを行います。詳しくは徐々にお伝えしていければと思います。
GCFページ(伝統的建造物が立ち並ぶ有田焼の伝統ある街並みを元気にするために、新しい仕組みをつくりたい!)
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1019
▷2021年度の目標
年末から年始にかけて、灯す屋の理事会では「10年後の有田」という目標設定を行いました。そこでまとまったのが、『選択できる居・職・住があるまちにする』ということです。
居とは、”コミュニティ”のこと。
人口が減り地域の繋がりが希薄になっている時代において、「選ばれる地域」になるためには”中と外をつなぐ開かれたコミュニティ”があることがとても重要になると考えます。おもしろい人たちが有田に集まり、新たなアクションが次々と生まれていく状況をつくり出すために、灯す屋は”コミュニティ”づくりをますます意識しながら動いていきます。
職とは、ずばり”仕事”です。
地域にも仕事はありますが、安心して暮らし続けられるような仕事は多くはありません。またその職種も限定されています。もっと、このまちならではの仕事をつくったり、あわよくば有田焼産業に大きな刺激を与えられるような仕事をつくることができれば、有田はきっと暮らしたいまちになります。”コミュニティ”を軸に、新たな仕事づくりにチャレンジしていくことを目指していきます。
住とは、”住まい”。
これまでの灯す屋は、まずは使える空き家を増やそうと精力的に動いてきました。今年より「有田町空き物件活用推進ネットワーク」をスタートさせたり、多くの皆さんの努力のおかげで、現在は一定数の活用可能な空き家が揃ってきた状況です。
しかし、ここに来て認識ミスをしていることに気が付きました。空き家が出れば活用したい人がすぐに現れると勘違いしていましたが、実際には今の有田(特に内山地区)は多くの皆さんにとって暮らしたいような魅力的なエリアにはなっていないということです。もっとこのまちの魅力を全国各地の人たちに届け、興味を持ってくれる人がここで暮らしたいと思ってもらえるような取組みを行っていくことが重要であると感じています。
以上、しっかりした長期目標が出来たことにより、2021年度からは更に力強く事業を推進していくことになると思います。まだコロナにより落ち着かない世の中ですが、より豊かな未来をつくるために、灯す屋は動いていきます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2021年1月25日
特定非営利活動法人灯す屋
代表理事 佐々木元康
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?