記録 10月3日、4日
翌朝。10月3日。
いつもからは考えられないほど早く目が覚めた。
気がついたら寝落ちしていたけど、多分3時ごろから寝てで4時間睡眠てところ。
母に電話をしなければならないけど、気が重い。。。
まず様々な雑事をこなし、気分を落ち着かせる。
やっぱり落ち着かないので、景気付けにビール。
今日は一日、酒の力を借りることにする。ストレス回避。
酒!飲まずにはいられないッ!とかふざけている訳にもいかない。
ひと缶飲みきって、ようやくケータイを手に取り、電話。
思ったより感情的ではなかったけど、逆にもうあきらめムード。喪服の話とかされる。
霊帝並みにつらくて、たくさんの友人の胸を借りる。(LINEだけど)
同じようにお父さんが先月危篤だった友人は、なんと回復したという話で希望をもらう。
幼馴染に電話。
彼女とは父親同士の仲が良く、ずっと家族ぐるみで付き合っていたし彼女のお父さんも亡くなっている。おそらくいまの私の気持ちをいちばんわかってくれる人。
話しながらやっぱり泣く。
夕方、シカクマメ渡しがてら友人に会う。
彼女も両親を亡くしている。お母さんはうちの父と同じく肺がん、その時の話など聞く。
ふと今思えば、お茶しに入ったお店の名前はちょっと幸先がいい感じだった。
そんなたわいないことが。少しだけ不安を和らげる。
夜は飲み。
いつもより飲んでないくらいなのに、帰ってきてからお風呂以降の記憶があんまりない。疲れが出たかな。
第1報から2晩明けて、月曜。10月4日。
二日酔い気味だからか、この二日はなんか夢だったかな?と思ったけど、妹のLINEを見て現実だったと再認識。
とりあえず、やらねばならない仕事をざくざく片付ける。なぜかこんな時に限ってやることがめっちゃ重なってる。
実際どうなるかはわからないから、仕事関係各者にはいちおう状況連絡。
今日は他の家族の面会もできないから、なんの情報も得られない。
むしろ何の連絡もないことにほっとする。
なんだか普通の一日。何も変わらないかのよう。
でも妹とするLINEは、いつもと同じじゃない。
入院中と今後の話。急性期すぎて小康状態保てたら、自宅終末医療できないかとか。
とりあえず、火曜に母が面会に行って主治医に話をきかないとそれも決められないんだけど。
今日もいろんな人にLINEしまくる。
その都度、自分の言葉がのしかかってきて、目が潤んでしまう。
できるだけ悪い言葉を使いたくないけど、それが現実なんだと。
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