記録 10月5日、6日
10月5日。
明け方にふと目が覚める。
また眠ろうとしても眠れなくて、いろいろ考えてるといつの間にか涙が流れてる。
そしてまんじりともしないうちに朝。ナイトモードだったケータイのチェック、意味合いが今までと違う。
今日は母が父の面会に行く。場合によっては父と話せるかもしれないから、ケータイのサイレントを切っておく。
昼、仕事の打ち合わせ。
ちょうどその帰りがけ、母から電話。病院からで、父が起きていて話せそうな状態だという。
「もしもし?」
聞こえた声は、今まで聞いたことがない、つらそうな声だった。
すごく、動揺した。
それを声に出さないよう、つとめていつものように話した。
今までも、入院中に話したことはある。
だけど、話すことすらきつそうな、、、荒い息を吐きながら、なんとか言葉を絞り出すような。
入院した日よりはましなのかと思っていたけど、聞いたらそうでもないと。
これはきついなあ、と言えるだけ意識ははっきりしているけど。
面会許可おりたら顔見に行くから、としか言えなかった。
通りがかった三嶋大社でお詣り。神頼み。
父も何度か来ているから、多少覚えててくれてるんじゃないかな。
神無月だけど、恵比寿さんだからここにいるはずだし!
しばしのち、母(経由の主治医)によれば、条件付きで県外在住でも面会できるとのこと。
それが、緊急事態宣言解除によるのか父の容体によるものなのかはわからないけど、とりあえず会えるのは嬉しい。
コロナ禍で、会えないでいるうちに亡くなったという話もいくつか聞いていたことを思えば、少しでも会えるだけでありがたい。
弱っている父を実際に見たら、とても悲しくなってしまいそうではあるけれど。
それから、やっぱり在宅は無理だと。ということは、父はもう意識のあるうちにあの家に帰ることはないのか。。。
今日の電話の声を思い出して、泣いた。
10月6日。
朝5時に目が覚める。早朝覚醒始まってる…
寝起きの、ここはどこ?わたしはだれ??なふわふわ感といい、妙に冷静なかんじといい、解離出始めてるな…。それだけのストレス。そりゃそうだ。
二度寝できずにつらつら思考する中、やっぱ明日面会行こうと決意。病院の方針もいつ変わるかわかんないしな。
陽が射してきたころやっとうとうとして、でも浅い眠りですぐ覚める。
母から電話。いつ面会するかの話で、明日にする旨を伝える。
面会の手順や病院からの注意事項など聞く。
それはいいけど、また喪服の話。
ついこないだまで、絶対大丈夫とか言ってたのに態度の変わりようにモヤる。諦めというか覚悟ができたということなのかもしれないけど、なんかなー、、、
少し片付けをして、清め塩を買いに行く。
病院怖いし、父のところにも置いたら少しは空気清浄的な効果ぐらいあるかもと期待。
どーしてもワイン飲みたくてランチワイン。
ちょっと美味しいもの食べて、気持ちを奮わせようとしたけどやっぱ無理。
新月でめっちゃ眠いのに神経が昂ぶってて眠れない。
新月満月にアップしてる動画の編集もはかどらず。
しっかりしてるつもりだけど日傘をどこかに置き忘れて凹む。
水星逆行も相まって、バス乗りそびれたりとかなんかズレてる。
明日、父はどんな姿で私を待っているんだろう。
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