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2021年振り返り&2022年に向けて

こんにちは、クロスログの宮原です。
気がついたらもう年末ですね。今年も記録の意味も込めて、振り返りをします。
昨年(2020年)の振り返り

1. 2021年振り返り

今年はイベントが多すぎて、年初の出来事が遠い昔のことのように感じます。カレンダーを見直して、これも今年だったのか!と驚くことが出来るぐらいは濃密な1年を過ごすことが出来ました。

結論的に、非常に良い1年でした。
正直辛いこともありましたが、最後に良い形で終われたというのが率直な感想です。

・クロスログ社として独立

在宅医療向けSaaSである「CrossLog」は、株式会社diffeasyでプロダクトマネージャーとして携わっていた事業でしたが、diffeasyのM&Aとあわせて、
3月に事業譲渡を受け、クロスログ株式会社として独立 させていただきました。自分で作ったサービスを自分で買うという行為が、会社組織として面白いなと今でも思ってます。

価値算定をした上で譲り受ける形であり、資金集めから始まる1年でした。謎の自信があったのですが、出来て間もなくてプロダクトの評価もしづらいこともあり、当初描いていた借入プランは、ほぼ達成できませんでした。1回計画どおりにいかなくても折れてる暇もなかったので、ひたすら考えて行動しました。
最終的には、メディアコンテンツファクトリーさんより資金調達を始めとして、銀行・親族を含む多方面からの借入も実施して到達しました。本当に協力してくれた皆さまに感謝しています。
代表として、生きるために使えるものは使うという発想になり、1つ大きなマインドチェンジをしたと振り返って思います。


・CrossLogについて

独立から始まった1年ではありますが、むしろここからがスタートでCrossLogを成長させないといけません。結果として、お陰さまで 契約ユーザーは3倍に成長しました。今では24 → 76の医療機関でご利用いただいています。

ただ正直、順風満帆ではなく、最初の5ヶ月ぐらいは契約0件の月もありました。この成長スピードでは遅い、と思い悩んだことも多々あります。
私は考えないと動けない性格ではあるのですが、良い意味でバカになろう。と夏前に意思を変えた時期があり、これもまた1つのマインドチェンジです。本当に自分をひたすらアップデートしないといけないですね。

成功の要因をたまに聞かれるんですが、私がやってきたことは下記の2点に集約されます。正直めっちゃ地道で、派手じゃないです。会社経営って絶対に持久力の勝負だと思っています。

  • 機能カイゼンを高速で回す

  • サービスを良く聞く状況を作る

機能カイゼンを高速で回す
デモを100回以上して、北海道から沖縄まで訪問しました。ヒアリングの数で自信は間違いなく持っています。その上で、医療機関毎に最大公約数を探して機能優先順位を付けて、スピード良くカイゼンを続けていきました。
カイゼン速度が早い!」「今はなくても将来解決してくれる未来が見えた。」など言っていただいて、成約したケースも結構あります。今では「この課題を解決したいんですけど」と言われたときに、「ありますよ!」と答える回数が間違いなく増え、より自信を持って提供できるようになっています。

サービスを良く聞く状況を作る
CrossLogさん最近良く聞きますよね。」の状況を作ることです。医療の業界は、飛び込み営業やテレアポなどの効率が非常に悪いと言われています。
そうなると各種メーカーや知り合いからの噂を広げるためにカイゼンをし続けた上で、サポートは力を入れる。Webセミナーや展示会など自ら情報を取りに来てくれる場所には、投資して参加する。

つらつらと書きながら、改めて特殊な戦略はしてないなと思います。今年積み上げた数字は下記であり、この活動が絶対的に成長への道だと確信しています。

  • カイゼンのリリース数 23回

  • プレスリリースの数 6回

  • 訪問出張回数 34回

  • 展示会への出展 3回

  • Webセミナー主催 12回


・メンバーについて

クロスログのチームは、パートナー・アルバイト含めて10名ほどになりました。原則フルリモートであり、住んでいる場所はバラバラです。福岡、東京、佐賀、奄美まで、本当に多様なメンバーに支えられています。

11月に福岡にて。はじめましてのメンバーも多数。

職種としてはエンジニアとデザイナーが中心の組織であり、日々のカイゼンや新規プロダクト開発に活躍してもらい、非常に心強いです。誠実にユーザーに価値を届けることを全力で楽しむ、このポリシーを浸透させていきます。同じ想い持って、働いていけるように投資していきます。

2. 2022年に向けて

2022年も今までのことは間違いなく継続していきます。ユーザーが増えることで要望も本当に増えており、issue数は200件を超えています。私たちへの期待値の表れであるこの数字に応えていきます。

成長へのチャレンジもします。仕込んでいる 新規プロダクトを2つリリース をして、新しい価値提供を実現します。こちらも作ってリリースするからにはカイゼンの日々が待っていると考えています。

また私のテーマとして簡単そうに見えて難しい方程式を証明していきます。
ユーザー満足度 × メンバー満足度 = 会社の成長

・自信を持ったプロダクトを作り、提供してユーザーに喜んで頂く。
・メンバーへの自信に繋がり、業務がやりがいがあり楽しいものとなる。
・そしてメンバーが成果を出すことで、会社が成長していく。

この好循環をどうにか作り出すために代表として、ユーザー、プロダクト、営業・マーケ、組織づくりなど、頭をすり減るぐらい使っていくことが、確実に未来に繋がっていきます。

・最後に

2021年は色々な方々に大変お世話になりました。お陰様で1期目を無事終了することができて、2期目もスタートしています。

毎年1回は体調を崩すことがあるんですが、今年は非常に健康でした。改めて経営は持続力勝負であり、走り続けるため、自分のペースを理解して前に進む必要があると考えています。本当に健康大事ですよね。

最後に2022年も皆さまの健康と御多幸をお祈りしております。引き続きどうぞよろしくお願いします。

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