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PMのコミュニケーションとは?

プロジェクトマネージャーの仕事とは何か。

PMI が策定した知識体系である
PMBOK® (Project Management Body of Knowledge)  には、
プロジェクトマネージャーの仕事の"9割"がコミュニケーションと定義されています。

つまり、PMは如何にコミュニケーションを通して、プロジェクトを成功させるかが非常に重要だということです。

私の中でPMのコミュニケーションは、以下の3つだと考えています。
メンバーに最大限のパフォーマンスを発揮してもらうため、プロジェクトメンバー全員が自分の役割に集中できるように意識しています。

1. 聴くこと
2. 決めること
3. 伝えること

1.聴くこと

【情報収集】
・お客様の要望を聴くこと
・メンバーの現在の状況を聴くこと

この積極的傾聴を通して、お客様の真の要望やメンバーの課題や問題はないかを吸い上げることです。話しやすい雰囲気作りまで含めて、聴くことは大切です。私は常に「暇です」と言っており、相談は確実に聴きます。

2.決めること

【方針決定】
・お客様の要件を確定すること
・メンバーの課題の方針を決めること

意思決定は、大切なPMのコミュニケーションです。
お客様を導き、要件を確定させる。かつ、メンバーの抱える課題については共に決断する。どちらが最適解かわからないことも多々ありますが、意思決定を遅らせて、前に進まない方がプロジェクトとして問題です。

3.伝えること

【情報発信】
・確定したお客様の要件をまとめ、メンバー伝えること
・メンバーの解決した課題の結果を他メンバーに伝えること

聴き、決めたことをそのままにしてしまうとメンバー間の情報格差が生じてしまい、正常なコミュニケーションが出来なくなります。PMとして正しい情報をメンバーに伝える必要があります。
正しく情報を整理してまとめて、伝えることが重要です。

まとめ

「聴くこと」「決めること」「伝えること」の3つが大切なPMのコミュニケーションです。
これらは密接に連携しており、それぞれを単体で実施するのでは意味が薄れてしまい、大切なのは如何に高速回転で実施できるかです。

3つのコミュニケーションを高速回転で出来ているPMは間違いなくデキる人です。



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