見出し画像

自分とは

最近、ありがたいことに色々な企画に声をかけてもらって関わらせていただいていますが、僕個人としてはそこまで自分に価値があるとは思えません。

2016年末頃に音MADを作り始め、そこからやりたいこと、自分が聞きたい曲をMADに落とし込んで、ついでにニコニコに投稿して…気が付けばもうすぐ作者歴も9年目を迎えようとしています。恐ろしい。

音MADに関して、途中から人力に対しての熱量が高くなっていき、人力さえできれば僕はそれでいいか…と感じるようになりました。映像も作らなくていいやと考えるようになっていきました。「」MADなので音を聴いてもらえば僕としては十分です。

僕はいわゆるチュートリアル動画とか、誰かがやっていることを真似できないタイプの人間です。見ても理解できないというか、覚えていられないと言ったほうが正しいでしょうか。
自分で模索していった中でこれいいじゃん!となったもの以外はほとんど覚えていられません。バカ。(でも動画構成はトレースできるんだよな、バカか?)
最初はREAPERの存在すら知らず、うっすら覚えていたSoundfontとDominoを使って音MADを作っていました。最初の1年くらいはおそらくそうだったと思います。セリフももちろん後から付け足すなんて思いつかないのでいちいちSoundfontにしてDominoで並べて…とめちゃくちゃ効率の悪い作り方をしていました。バカですね。
REAPERに移行したのは「クッキー☆の戦場」からだったと思います。そこからようやく他の人と同じスタートラインに立てました。
救いだったのが人よりは多少相対音感があるらしく、音合わせに関してはそこまで苦労しなかったことです。救いでなかったのは「音合わせがなんとなくできるからセリフ合わせはいいや」の精神になってしまったことでしょうか。

そんな僕が企画の運営側に初めて回ったのは「音MDM」にインスパイアされて企画された「音NCM」からです。それまでは自分がそちら側の立場で何かをできるとは全く考えもしていませんでした。
当初はアドバイザー枠(正式名称を忘れてしまった)としてお声がけいただき、僕にはアドバイザーなんてとてもじゃないけど無理…と考え1度は断らせていただいたのですが、「この機会を逃したら運営業務の実態を知る機会は当分来ない」と直感しこちらから運営として参加させてくださいと打診しました。
参加したは良いものの、初めてやることの多さと作業量の多さに結構参っていました。こんなにも1つの企画を作り上げるのに手間がかかるのかと思った記憶があります。
その最中に誘われたのが「クッキー☆10周年」の運営です。10周年の動き出しとNCMの終わり際の期間がかぶっていたため、めちゃくちゃなスケジュールでいろいろ動いていたような気がします。

その後、いろいろな合作に声をかけていただき、どうしても無理なもの以外は極力参加するようにしています。「せっかく声をかけていただいたものを断るのは失礼である」という気持ちと、「僕なんかに声をかけてくれてありがとう」の気持ちで応えるようにしてきました。合作の締め切りも必ず守っています。僕だけの問題であればいいですが、そこを守れないと他の人にも迷惑がかかるのでそれだけは避けたいと思っていました。

そもそも僕自身がアイデアを0から1にするのが最も苦手としています。
僕にできるのは1あるものを5~7にして引き継ぐ、もしくは10にするために障害となることを片付けていくことくらいなものです。
こんな僕でも重宝していろいろなところで雑用として運営の末席に名前を置かせていただき感謝しております。

結びになりますが、皆さんはぜひチャレンジすることの大切さを忘れないでください。
その結果失敗したとしても得られるものはあるはずで、次に活かすべきことは出てくると思います。
そしてもっと自由に音MADを作ってください。様々な切り口から見る音MADはそれだけで新鮮で、面白いものです。
僕程度のものでよければ使っているソフトからなんのVSTを掛けているか、僕ができる範囲のことであればXのDMやDiscordなどで声をかけていただければ教えます。

音MADは自由です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?