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I See The Light #1

人生を歩む膨大な時間の中で、非常に多くの出来事を経験したり、物事の選択をしたりする事は、万人が歩まなければいけない必須事項だ。

その際に、人は無意識的には苦難を避ける習性がある。
これは生きて行く上では、非常に優れた習性で、有ると無いとでは生存率が随分違う。所謂、生存本能だ。

その習性から解放される瞬間がある。
それは理性による判断で、苦難を選択する時だ。分かりやすい例だと、ダイエットの為に断食に近い事をしてみたり、許される限りの贅沢をせず、貯金をしてみたり。

つまり、目先の苦難を選択した事により帰結的には楽になる事が約束されていると認識した時、人は生存本能から解放される事がある。

もう一つは、道徳的な感情から判断した時も、苦難を選択する事がある。

分かりやすい例は、落ちている物を拾って届けたり、感情に任せて暴力や暴言を振るわない事や、他人を騙したり犠牲にして悦を得るを避ける事がある。

いずれにしろ、理性と道徳の観点から選択された判断は直情的な生存本能とは毛色が違う結果を出せるのだろう。

無意識の生存本能に完全に支配されず、いかに理性的に、道徳的に判断をする事が出来るか。というテーマは万人が掲げる問題ではあるが、ここに落し穴が無数にあると私は思う。

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