20240528

聞いてる音楽、聴いた音楽のメモみたいなやつです。

Horse Jumper of Loveの先行シングルが良すぎて(WinkとGate of Heavenの2曲)アルバムリリースが楽しみすぎる。8月みたいですね。結構最近リリースペースが早くて前作、前々作はアコースティック色強かったり歌ものっぽかったりスロウコアっぽかったり、個人的にしっとりしていたイメージだけど今作は結構・・・ガツンと腹にくる、割と重い質感の相変わらずスローペースの枯れエモっぽいインディーロックという感じ。まぁRun For Coverではお得意な感じかもとは思う、waveformとかもいたし。インディーロックってよりはインディーフォークとしても聞けそうだった最近のイメージからしたら、ザラついてた1stとかのイメージに近い感じなんじゃないか。だと嬉しいなぁ。

泣ける・・・。M2のBad Energyって曲が超好きで、長尺のゆったりとした隙間の見えるインディーフォークって感じで、リズム隊は淡々とした中で色んなアレンジが加わって少しずつ音が足されてく。足されてく音も一つ一つが暖かみのある柔らかい音色で、ちょっとずつ積み上がってくのが厚みはあるのに半透明って感じが良い。ボーカルも線の細い控えめで素朴な感じだし、最後の最後にちょっとだけドラムが力強くなってくのも絶妙・・・。

泣ける。結局こういうのが一番聞きどきを選ばない。Hovvdy新譜はもうちょっと自分には眩しすぎるところに行ってしまったけど、Hovvdyの1stとか2ndとかがクソ好きだった人にはたまらないんじゃないでしょうか。自分とかそれですが・・・。アタックが弱くてギターとかベースの音に埋もれるというか低音を共有してるってくらい同化してるローファイなドラムの煮崩れた感じと、またしても線の細い控えめで素朴なボーカルが刺さる・・・。

とにかく全曲メロディが最高なジャンク・サイケ・ポップ。ローファイって言い方もちょっとしっくりこない、ウォールオブサウンド的な、60sのガレージロックとかにも通じるし、そこからドリーミーに音を広げてくみたいな感じはビートルズのリボルバーのラインから元Womenというのも相まって現代のインディーロックとして再翻訳したようにも思える。サブスク解禁なくて2時間がっつりyoutubeにフリー公開って感じのリリースでまだまだ全然ちゃんと聞けてないんでゆっくり聞きます。そのためのメモ。

Metzの新譜聞いてたらこの曲最後なんだけどCloakroomとかNarrow Headの系譜の曲で聞いてみればちゃんとMetzだしわかるんだけどだとしてもMetzからこれが出てくるとは微塵も思っていなかったため、ビビった。ビビったけど、マジでクソかっこいいです。最高!

元Cloud Nothingsの新譜とのことで完全にそのラインで聞ける疾走ギターロックだけどスカスカすぎて直線的なビートが映えて結構かっこいい。

roomっていうスロウコア超名EPを2019年にリリースしていたsundots待望のフルアルバムだけど相変わらず曲が短くて8曲22分、さらっと聞けます。さらっと聞けますが曲の充実度が半端なく高い、というか密度がすごくてこんなにちょっとしか時間が経ってないことに驚いてしまう程良い。フィラデルフィア周りのここ数年のUSインディー系のスロウコアとも肩を並べながらsundotsは外に開けた感じと寂れた湿っぽさが共存している。曖昧な音の重ね方とかメランコリックなメロディ、時折揺れる捻じれた音の感じとかサイケデリックなふわふわした居心地の良さもあって、枯れエモ系とはまた違った雰囲気があってそこが好きです。あと今作全然スロウコアじゃないです。

ベスト emo。ヘヴィでかっこいい。アルバムリリースではあるけど昨年出てたマジでかっこよすぎるシングル達が直接ぶち込まれているのであんま新鮮味はないな、とか言ってたらまたアルバムが出たらしくてビビる。そっちはまだ聞いてません。メモとして・・・

Gouge Away久々の新譜でかっこよすぎてマジで泣きそう。ロック聞いてここまで全身の穴から熱が吹き上がるんじゃないかってくらいもうテンションがぶち上がってしまうアルバムっていつぶりだろうかってくらい喰らっています。相変わらず硬質で鬼気迫るポストハードコアだけど、とにかくギターの音色も破壊的なアンサンブルも自分の体の奥底の根源的な部分を奮い立たせてくれるようなボーカルも、マジで全部かっこいいので熱い音楽好きな人は是非とも。

また今度。こういうのは定期的に残さないと忘れてしまうから・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?