記事『・・・ハードトップはなぜ消えたのか!?』について
コメント転記
『いや、語源から辿って御託を並べてはいるんだけど、昔は技術的にサッシュレスは同時にピラーレスにならざるを得なかったのが、今はBピラーをドア窓内側に隠すかたちで剛性低下を防いでいるわけで、一部の欧州車に「4ドアクーペ」があったり、逆に昔もソアラなど2ドアクーペでサッシュありのモデルもあったりで・・・Bピラーの必要性で言ったら、厳密な「ハードトップ」復活はほぼあり得ないと言えるだろう。
それよりも、形状としての流麗なハードトップ(=ノッチバッククーペ)なり4ドアクーペがとりわけ我が国の市場においては絶滅危惧種である点が問題で、それは単に大衆の経済力低下やライフスタイルにおける〝ゆとり〟のなさとともに「クルマ」の趣味性やステイタス性が失われてきたことに他ならず、それならば当然に道具としての「車」ってことで実用性やコスパに帰結することになるのは自明というものである。そうした制約の中でせめてものわずかながらの趣味性や個性を…という方向性が昨今のコンパクトクロスオーバーSUV人気ではないだろうか。』
【補足】
『レオーネは、昭和の時代からサッシュレスドアでしたが』
という返信コメントあり。
↓
『なるほど。レオーネはHTという認識はありませんでしたが、たしかにサッシュレスでピラーありですね(記事の定義では正真正銘HTにカテゴライズされる)。でも、形状的にはA・Cピラーが高角で立ち上がっててBピーラーはドア窓に隠れていないので、「セダン」に見えてしまいますね。まあ、技術的には一歩リードしていたとは言えるのかもしれませんね。』
※なお本投稿用の写真は個人的な好みで・・・超マイナーなユーノス300(マツダ)。斜め後方より(*´ω`)
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