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コーチングのあれこれ

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#人生

人も沈めば、また昇る

コーチングをしていると、人の強さに感動することがある。  * 普通の人は、自分が感じたマイナス感情に付き合うことが出来ない。 でもマイナス感情を感じると、それを解消するか、見ないようにしたくなるもの。 何とかして、その感情から離れようとあの手この手で対処を試みる。 それでもどうにもならない時に、何人かの方はコーチングの扉をノックしてくれる。 かつての私もその一人。 当時の私は、会社の理不尽な目標設定や評価に憤りを感じていて、会社というか、それを代表する上司に対して、恨

コーチングは哲学である

ある大先輩のコーチが、「コーチングは哲学である」と言っていたことに、共感しかなかった。この考え方について、私なりに書いてみたいと思います。私の目指すコーチングの形の一つでもあるな、と。 哲学の意味をネットで調べると以下のように書かれています。 「人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観。」 これ、まさに私のやっているコーチングでもあります。(理性だけではないですが) 流石に「学問」ではないですが、「人生・世

私のコーチングは、クライアントと協働する「答えの創造」

コーチングという言葉を調べると、大概以下のような説明がされている 「目標を達成するために必要となる能力や行動をコミュニケーションによって引き出すビジネスマン向けの能力開発法」 「話し合いを通じて相手の望むゴールに辿り着くのを支援するプロセス」 「相手の話に耳を傾けて観察や質問、提案などによって相手の内面にある答えを引き出す、目標達成支援の手法」 ご存知の方も多いと思いますが、コーチングには代表的な複数の流派があり、 それぞれに目指すことが違うものがある そのうちのい