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-roema-詩の展示を見て


こんにちは こんばんは、星野灯です。
詩の朗読会を終え、ホッとしたいところですが
私はいま名古屋に来ています。

roemaの展示を見るために。


roemaとは
林やはさんと優しくないさんによる詩のアートコレクティブ「roema」。
名古屋を拠点に活動されています。



そんな彼らが展示をされるとの情報を知ったときから必ず見に行かなくてはと思っていました。
(グループ展の日程とかぶっていたため弾丸旅行的になっていますが笑)


喫茶店の店内で行われている今回の展示。
タイトルにもある通り、「くつろぎ」ながら嗜める展示でした。


roema  詩の展示
棚には詩集やフリーペーパーなど




近づいて展示を眺めたり、詩集やフリーペーパーを読みながらくつろぎの時間を過ごしたり。


勿論、喫茶店なのでroemaを知らないお客様もおられたり。
生活の一部に、変に目立つわけでもなく、気づけば詩があるような、そんな展示でした。

来場者参加型の企画もあります。
こちらもただ参加型の場を設けるだけでなく、roemaの世界観が最大限活きるような工夫がなされていてよかったです。


喫茶スーズ焙煎所


家で詩集を読むのも豊かな時間ではありますが、他のことを一切考えず
roemaの詩だけに没頭できるという点が喫茶店展示の素敵なポイントだと思いました。


今日はお二人とも在廊されていたので、詩や展示についてたくさんお話しもできて嬉しかったです。林やはさんは勿論、優しくないさんもとても優しかった。(営業妨害でしょうか…)
roemaの詩集にはお二人のサインもいただいてホクホクしています。

roema詩集「くつろぎ」
優しくない詩集「都市伝説」


林やはさんと優しくないさん、それぞれの詩は重なる部分はあれど、一人一人独立した世界観を持っているように思います。林やはさんは美しさ、見えないものへの渇望。優しくないさんはただまっすぐに、想いを言葉へ。
そんな感覚で読んでいました。

展示として目の前に並べられることで、お二人の組み合わせの異質さと共生のバランスが美しいなと感じました。


詩を詩集にすることだけではない、新しい楽しみ方を探っているお二人の眼差しが眩しい一日でした。

素敵な展示をありがとうございました。



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