見出し画像

詩ひとつひとつに向き合う。


こんにちは こんばんは、星野灯です。

3月もあと1日。3月中に終わらせたいことを今更になってやろうとしているズボラです。



今回は展示していた詩をいくつかピックアップしてご紹介させてください。

全ての詩や展示について言及したいところですが、今回の展示は全体の雰囲気を通して感じていただく部分も大きかったので、ここでは厳選し少しだけ書くに留めることにしました。


「線を引く」


『カフェオレ広場season2』で初公開となった作品です。
今回の「ポエトリーゴーランド」を開催するにあたり、必要なテーマだと思い選びました。
真ん中で線を引いている人は、移動式遊園地の従業員あるいは詩のある街で働く労働者のイメージ。


今回の個展はメリーゴーランドがあったりアーモのお絵描きがあったりと華やいでいる印象の展示が多くなるな、と思っていたのでそれらだけで終わらず、しっかりと重量感のある詩もあるべきだと思い「線を引く」「倚りかかれない」「あなたが光であるように」を展示しました。


「倚りかかれない」


「倚りかかれない」は今回が初公開の作品でした。初出が個展ってなんだかソワソワしますね。
今回の限定ミニ詩集「ポエトリーゴーランド」にも収録しています。



「あなたが光であるように」


「あなたが光であるように」は2023年1月に制作した合同詩集「光を束ねて」(星野灯主宰)に収録していた作品でした。



そして、「線を引く」同様、カフェオレ広場に載せていただいた作品の中からもう一つ。


「ある場所を訪ねて」


こちらは、かつてあったはずの移動式遊園地を探し想いを馳せている詩です。
今回の個展のテーマにぴったりでかなり最初の段階からこの詩は展示したい、と思っていました。この詩の初出も木葉揺さん主宰の『カフェオレ広場』でした。


そんな『カフェオレ広場』の3冊目が3月31日から発売となります!
温かくて心がポカポカする詩を書かれる方が、ゲストも含め10名集まっています。
私も同人として新しい2つの詩を載せていただいております。


購入はこちらから↓



詩誌や投稿には、相手先の雰囲気や作風に合わせなければいけない側面も少なからずありますが、そういった機会だからこそ自分1人では書けなかった新しい詩が書けたりするなあ。と思います。

そういった作品が自分のスタンダードになったり、展示でも活き活きしていると嬉しくなります。





どうでもいい情報①:「線を引く」の真ん中にいる人やメリーゴーランドの馬、詩のある街の家の窓など、紙を細かい形に切る作業が今回の展示は異様に多かったです。
よくある普通のダンボールカッターで切っていたら腕が痛くなってしまったので、アート用カッターなるものを買いました。ペンのように持ち手が細くてずっと切っていても楽な優れものです。



どうでもいい情報②:この絵は色鉛筆で描いています。普段クレヨンでずっと描いていますが、たまには違う画材も挑戦したいと思って描きました。黒い紙に描くことも稀なので自分の中ではテンションが上がっていたのですが、注目度はあまり高くなかったように思います。やっぱりメリーゴーランドには勝てぬ。




【大事な情報】

詩の個展「ポエトリーゴーランド」で発売を開始したグッズのオンライン販売を明日3月31日から開始します!

この記事で紹介した4作品も入っている限定ミニ詩集「ポエトリーゴーランド」
アーモの初めての詩集「もふもふしていたい」
など個展会場でも人気だった作品たちをオンラインでもお買い求めいただけます!

行けなかったよ〜という方も、個展の雰囲気を思い出したい!という方も
よければ明日オンラインストア「星の灯る場所」を覗いてみてください。



この記事が参加している募集

今月の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?