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イシミカワ


溜池周辺の藪にて、イシミカワを見つけた。

三角形の葉を持つイシミカワ

イシミカワは三角形の葉が特徴的なつる性植物。

以前には、さらに正三角形に近い葉の株も見たことがある。

2024年6月撮影


托葉も特徴的で、さながらシャンプーハットのように茎を囲う。

さらには、茎に生える夥しい数の棘も本種の特徴として欠かせない。
あまりにも特徴だらけの植物だ。

イシミカワの棘


ちなみに、本種によく似た植物として「ママコノシリヌグイ」という物があり、ここ何年かの自分は何かの折にそちらを探して歩いている。

和名の由来は「継子ままこ(連れ子)の尻を棘まみれの茎で拭いてやりたい」というものらしい。
酷すぎる。
どこから始まったんだそんな話。

ママコノシリヌグイを探している理由は、栽培したいという気持ちではない。
実物を手に取り、改めて「酷すぎるだろ!」とツッコミを入れたいだけだ。
そのためだけに探している。


今回イシミカワを見つけた際も、もしやママコノシリヌグイか?と思ったが

・イシミカワは葉の少し内側に葉柄があるのに対して、ママコノシリヌグイは葉の縁に葉柄がある。

・イシミカワは托葉がシャンプーハット状だが、ママコノシリヌグイはそこに切れ目がある。

といった差があるという。
つまり今回の物はイシミカワで間違いが無いだろうと判断した。


いつか実物を発見し、命名についてのツッコミを入れつつ見比べてみたい所。


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