イシミカワ
溜池周辺の藪にて、イシミカワを見つけた。
イシミカワは三角形の葉が特徴的なつる性植物。
以前には、さらに正三角形に近い葉の株も見たことがある。
托葉も特徴的で、さながらシャンプーハットのように茎を囲う。
さらには、茎に生える夥しい数の棘も本種の特徴として欠かせない。
あまりにも特徴だらけの植物だ。
ちなみに、本種によく似た植物として「ママコノシリヌグイ」という物があり、ここ何年かの自分は何かの折にそちらを探して歩いている。
和名の由来は「継子(連れ子)の尻を棘まみれの茎で拭いてやりたい」というものらしい。
酷すぎる。
どこから始まったんだそんな話。
ママコノシリヌグイを探している理由は、栽培したいという気持ちではない。
実物を手に取り、改めて「酷すぎるだろ!」とツッコミを入れたいだけだ。
そのためだけに探している。
今回イシミカワを見つけた際も、もしやママコノシリヌグイか?と思ったが
・イシミカワは葉の少し内側に葉柄があるのに対して、ママコノシリヌグイは葉の縁に葉柄がある。
・イシミカワは托葉がシャンプーハット状だが、ママコノシリヌグイはそこに切れ目がある。
といった差があるという。
つまり今回の物はイシミカワで間違いが無いだろうと判断した。
いつか実物を発見し、命名についてのツッコミを入れつつ見比べてみたい所。
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