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ビオトープ観察記録2024/02/18


少し前に採取したコウホネはまだ植える事ができていない。凍結しないように水に沈めて管理している。

コウホネ


ただ、そのままでは浮いてきてしまうので育苗マットとエアーポテトの根が絡みついた鉢底ネットを上に被せる。



毎日が氷点下だった2月初めには種子食のクロナガアリが活発に活動しているのを目撃した。
ビオトープ周りの動きが活発になると姿が見られなくなるので、期間限定で観察できる住民だ。

種子を咥えるクロナガアリ


秋以外はほぼ巣穴を閉ざし地下生活をするが、4月のよく晴れた、蒸し暑い日には巣から多数の雄アリ・雌アリが飛び出し結婚飛行を行う。

Wikipedia-クロナガアリ

子供の頃に読んだWikipediaの刷り込みによるものか、クロナガアリは種子が多く獲られる秋頃にのみ見られるイメージだったが、真冬でも活発に餌を探す事を初めて知った。
ビオトープの観察を介して知るものが非常に多い。恐らく春にも活動をしているだろう。

ちなみに、本種は乾燥パスタを餌にするユニークな飼育法も知られている。

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