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『しゅごキャラ!』関連体験談・2選



#1

どういう流れでその話題になったのかまでは覚えていないが、つい先日に控室にて4人の女性とトモロウが待機している最中、「なかよし9月号が全然売ってない」という話になった。

平成女子の聖書バイブルの一つ、『しゅごキャラ!』の新章がスタートし、さらには旧作全巻分の表紙を用いたステッカーが付録になっている事が要因らしい。



女性陣がしゅごキャラを懐かしがり話が盛り上がる中、自分が「それ子供が買えない状況だから期間限定でなかよしを無料公開してるらしいですよ」と、数時間ほど前に見聞きした情報を伝えた瞬間、その場に居た全ての女性が自然に会話を続けながらも訓練された兵士かのような動作でスマホを取り出し、なかよしの9月号を読み始めた。

そこからしばらくの間、その部屋には
「ただ『なかよし』を読んでいるだけの時間」が流れる事になる。

自分以外の全員がかつての読者で、真剣マジそのものといった表情でなかよしを読んでいた。
あまりにも印象深い。

自分はその様子にどこかデジャヴを感じたが、しばらくしてそれが芸人のラジオで聴いたエピソードによるものだと気付く。



それはラジオ『春とヒコーキのグピ☆グパ☆グポ』第107回にて語られたエピソード。

パーソナリティの土岡哲朗が芸人シェアハウス仲間と草津に一泊の温泉旅行に行った際の話で、宿に到着するなりメンバーの一人がスマホを見て
「あ!頂き女子りりちゃんのマニュアル出てる!」と口火を切った瞬間から
「それぞれがスマホでりりちゃんのマニュアルを読んで黙ってるだけの時間」が流れたというもの。

誰かが「これちょっと良くないよ。せっかく草津まで来てるんだからさ」と切り出すまでに5分ほどかかったらしい。


完全にそのエピソードの空気感を体験できたような気がする。












#2


しばらく前に都内の喫茶店で談笑していた際、離れた席から
「死にたいように死ねばいいじゃん❗️とブチギレる女性の声が響いた。

「ヤバいしゅごキャラのオープニング」すぎる。



しゅごキャラを観て育った訳ではないが、子供の頃に自分が宿題をする背後で歳の離れた妹が無限にリピート視聴していたので、やたらとオープニング曲のメロディを覚えている。

同じような理由で、『ふしぎ星の⭐︎ふたご姫』のオープニングも脳に焼き付いた。

とことんプリンセスよ。

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