見出し画像

バイオリンムシ


少し前に師兼フォロワーのティーノ氏から購入したバイオリンムシのサイズ比較をした。

近くにあった『泣き顔』とペットボトルキャップなどと比較したが、大きすぎる。
これが本当にゴミムシなのか。

まるで鼈甲細工べっこうざいくのような質感の鞘翅しょうしは何のために発達した物なのだろう。


黒曜石製のやじりのような胸部は何のために発達した物なのだろう。


本種は大型で硬質なキノコ、サルノコシカケを食べて育ち、成虫もサルノコシカケの裏側に潜んでいる事が多いという。
なんとなく、キノコを食べていそうな口ではある。
昔どこかのサイトで見た本種の蛹の画像はサルノコシカケ内に作られていた事を思い出した。

体は非常に薄い。
サルノコシカケや樹皮に隠れるのにうってつけのフォルムだ。



次からは泣き顔と共に撮影するのは辞めようと思う。
なんというか、気が散るわ。目線が昆虫に向かない。
そして磔にしたせいもあってか、不気味すぎる。

しっかりと展足していただいたものでもあるので、環境を整え角度なども気をつけて再撮影したいところ。



・バイオリンムシの飼育について軽く言及した記事


・サルノコシカケに潜む様子を現地で再現した海野和夫氏の写真

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?