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刺し木苗用の葦


夜中三時の帰宅となってしまった。
帰り際に市内の川で葦を採取する。

根ごと採取する事は骨が折れるので今回は行わなかった。
根元付近から折った苗を先日埋め込んだトロ舟の仮設ビオトープに浮かべる。
財団法人淡海環境保全事業財団の公開特許『ヨシの増苗方法』(【公開番号】特開平8−163923)によると、こうする事で各節から根と芽が生えてきて1本の葦をいくつも増殖させる事が可能なのだとか。

ビオトープに浮かべた葦

本来は芽生えたばかりの時期ではなく、もう少し背が高く育った葦を用いるべきなのかもしれないが、4月中旬の葦でも増苗が可能なのかを試しておきたかった。

基本的にシート型のビオトープ(いわゆる池)で葦を育てると繁茂と陸地化が起きて大変な事になるが、トロ舟ビオトープや穴を塞いだプランターならばある程度の制御が可能だと判断して、ビオトープにおける葦の可能性を探ってみたいと思う。


特許の内容は上記サイトで「ヨシの増苗方法」や「特開平08-163923」などと検索する事で閲覧できる。PDFダウンロードも可能。

また、公益財団法人淡海環境保全財団の広報誌『明日の淡海 VOL.34』では特許を引用しつつ写真付きでその過程が公開されている。
こちらはGoogle検索でも真っ先にページが表示されるので、PDFが閲覧できる環境ならばそちらを見るのが最も分かりやすいだろう。

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