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畦道の爬虫類


在住市の湿地帯の茂みにて、カナヘビが睡眠をしていた。

飼育をしているとシェルターの下で複数個体が仲睦まじく眠る様子を見る事が多くなるので忘れかけてしまうが、基本的にカナヘビは天敵に襲われにくい草上で眠るものだ。

ここにはカナヘビをはじめとした爬虫類が多数生息している。
いつの日かシロマダラなどに会えたりはしないだろうか。


そして帰り際にはお馴染みのマムシが隠れているシーンにも出くわす。
例えば、オオトックリゴミムシなどの水際スレスレに潜む生物を注意も無く捕獲しようとすると…あっという間に噛まれてしまうだろう。

アスファルト上を歩いていてもすぐ傍に強毒種が隠れているという光景は地元市ではほとんど見られなかった。

マムシが生息している地域とそうでない地域では住民のヘビへの忌避反応が大きく異なるように感じているが、自分はヒバカリとアオダイショウしかいない中で生活をしていたので全くと言っていいほど忌避感…いや、危機感が育たなかった。

今現在、湿地捜索において危機感を持てるようになったのは、マムシによるヒヤリハットの蓄積が大きい。
というかほとんどがそれで占められている。

噛まれれば最悪の場合死んでしまうし、助かったとしても1シーズン以上利き手が使えなくなってしまうというのはあまりにも痛いので、本当に気をつけなければならない。

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