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今更赤ペン先生に教えてもらう


国語勉強しないんちゅ


文字通りだ。国語をほとんど勉強しないままに齢28となってしまった。
本もほとんど読まずに生きてしまった。というか子供の頃から今に至るまでに読んだ本を覚えていない。
読書感想文のために読んだ島崎藤村の『破戒』は、内容を覚えていない。
子供向けの漫画版を読んで感想を書いた事だけは覚えている。
すぐに思い出せる本は生物関係の専門書くらい。あとは土井善晴氏の「一汁一菜でよいという提案」か。

恐らく、本を読む人には文章でバレてしまっていると思う。
トモロウの知識は大抵がインターネット由来で、文法もままならない事を。

トモロウは文章の書き方をよく分かっていないままに75日も日記を書き続けてきてしまった。句読点の正しい位置もよく分かっていない。単語の配置もめちゃくちゃだ。
「読んでいてリズムが良い組み合わせ」「どこかで聞いたことのある言葉遣い」という2点のみを基準にアドリブで文章を構築してしまっている。


現代文もマトモに勉強しないままに、こちらもまたアドリブで80〜100点の間を取り続けていたため、基礎知識が無い。完全な偶然の賜物。


恐ろしい事に、小学生で習う基礎中の基礎、『修飾語』ですら言われても全然ピンと来ず、テストでは毎回「修飾…飾る…あぁ〜主語とか述語を飾る言葉なんですかね。じゃあ情報を付け足してるこの選択肢かな…。」といった具合に、その場での推理のみで問題を解いていた。
「現代文は文章の中に答えがあるから勉強しなくていいや」と思いながら無勉強でここまで来てしまった。
漢字に関してもなんとなく覚えていて、無勉強のままにかなりギリギリの得点で漢検準2級が取れた。高校在学レベルの級。
センター試験は受けていない。AO入試で受かってしまった。


これら全ては学生特有の「全然テスト勉強してないわ〜」アピールではなく、「偶然サイコロで良い出目が連続していただけなので、これからの先行きが本当に不安」という話だ。貯蓄が無い。全く無い。
(テスト勉強してないアピールは予め周りと自分への基準を下げておく事を目的としているので少し意味合いは異なるが)


最近ではこんな本の購入を真剣に検討している。
"たまたま足場が崩れていないから立っていられている"という自分の状況が心底恐ろしい。耐え難い。


さらには進研ゼミの「文法」等のページも見る事を始めた。たった今。
先程の修飾語に関する記述もあった。

Q:【修飾語(しゅうしょくご)】修飾している言葉
文の中で、「くわしくしている言葉(修飾語)」がどれかを答える問題が苦手です。見つけるコツはありますか?
進研ゼミ小学講座
A:修飾語とは、文の中で「どんな」「何を」「どのように」「どこで」などいろいろなことを表し、ほかの部分の内容をくわしく説明する部分のことです。
主語でも述語でもない部分が修飾語です。まずは、主語・述語がどれかを考えましょう。

[例] 桜の 花が とても 美しい。

この文の場合、主語は「花が」、述語は「美しい」です。
→残りの「桜の」と「とても」が、修飾語です。

次に、それぞれの修飾語がどの部分の内容をくわしくしているかを考えましょう。「くわしくしているのはこの部分かな?」と思う部分と続けて読んで、意味が通るかどうかを確認します。

[例]「桜の」という修飾語がどの部分をくわしくしているかを考える場合

→「桜の」は「何の」を表す修飾語です。「桜の」をほかの部分と続けて読んで、意味が通る部分がどこかを探します。
・桜の 花が ……○(意味が通る)
・桜の とても ……×
・桜の 美しい ……×
≪答え≫「桜の」は「花が」をくわしくしている。

修飾語が、はなれた部分をくわしくしていることもあります。

[例]白い飛行機雲が、まっすぐに空にのびている。
→「まっすぐに」は、「どのように」を表す修飾語です。「まっすぐに」がくわしくしている部分を考えてみましょう。
・まっすぐに 空に ……×
・まっすぐに のびている ……○(意味が通る)
≪答え≫「まっすぐに」はどのように「のびている」かをくわしくしている。
進研ゼミ小学講座

はぇ^〜…
なんとなくは合ってたんですね。
流石、なんでも知ってはりますなぁ‼️



小学一年生となった頃、進研ゼミをやっていた自分は赤ペン先生のようになりたいと願った事がある。

自分が分からない事の全てを、赤ペン先生は知っていると思っていたから。

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