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「いつも」を続ける。

昨日からあがりこぐちの営業を再開しました。いつものようにお店に行って、いつものようにテーブルを拭いて、いつものようにお客さんをお待ちする。そんな時間を過ごしました。

あがりこぐちという場所自体はいつもの"ような"雰囲気を出してはいますが、実はまだ見せかけの日常です。

裏側は仕入れが困難になった食材にがあるため、いつもお出ししているメニューをお出しすることができないという悔しい状況もあります。

不思議なもので、たったそれだけのことかもしれませんが、いつもの「あがりこぐち」とはなにか違った感じのするものになっています。

いつも来てくださるお客さんが頼む一品をお出しできない。
「今度はこれ食べるからね」と言ってくださった方にお出しできない。
申し訳なさと悔しさで一杯です。

「いつも」のように振る舞おうにも、まだ振る舞うことができない体制です。力不足を感じます。

「いつも」の日々を過ごしていただくには、僕だけでは到底無理で、仕入先のお肉屋さんや農家さんがいてくださらないと成り立ちません。
その仕入先の方々も今回の大雨で身動きが取れない状態になってます。
多くの人が少しずつ関わって、「いつも」の社会ができているんだなぁと、「いつも」とは違う非日常で感じています。

少しでも早く「いつも」の日々をお過ごしいただけるように、できる限りの努力をしていきたいと思います。


記事を読んでいただきありがとうございます。ただいまお店は長期休業中のため、当店のレモンサワーを封印しております。店舗継続のため、もし記事を面白いと思っていただけましたら、サポートをしていただけると嬉しいです。