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タスクシュートゆる活日記(31)他の人の視点

 タスクシュート100日チャレンジ第7期のキックオフzoomミーティングが開催されました。
これまで何度もキックオフ会議に参加していますが、毎回新しい発見があります。今日から100日間まっさらな気持ちで、最小タスクから実践したいと思います。


他の人の視点

 先日Youtubeの番組を見ていたら、大御所漫画家の里中満智子先生が、
とても興味深いことを続けられているのを知りました。
細かいところは違うかもしれませんが、
「毎日目をつぶって新聞のどこかを指さして、あたった場所の記事の人になりきって考える」
ようなことをされているそうなのです。

 全く異なる境遇の人の考え方を理解するトレーニングのためとのことでした。たしかに、ある程度、限られた環境で、限られた人達と接しているので、他の境遇の方がどう考えているか、思い至りませんよね。
 普段でも自分と異なる考え方には、最初から拒否反応を示してしまいがちです。ましてや、他の人の立場になって真剣に考えてみることって少ないですよね。自分の知る範囲の知識や過去の経験から物事を判断するため、一方的な見方になりがちだったり、特定の意見を疑いなく信じてしまったり。

 人の心を完全に察することはできません。
でも、「知らない人になりきって考てみてる」ことは、「自分の考えを疑ってみる」、「自分の視野や考え方が狭いのだということ認めて、思い込みを防ぐ」ための面白い訓練だと思いました。

どうしても着手できないタスクへの対応

 昨日の100チャレキックオフに参加してて、「1分で実行すればよい」といわれても「やれない」タスク、「やりたくない」タスク、「手を付けるのが怖い」タスクについて、どうすればよいのかという問いが浮かんできました。
 そう思っていたら、イベントの最後の方で、その回答となるものを聞けて、目からウロコが落ちました。
 自分が作り出す「不安」が大きな要因だったのです。
これをやったら「大変」とか「終わらない」とか、本当にそうなのか、わからないのに想像で思い込むと、手がつけれなくなりますよね。
 そして、それを確かめるためにもまずは1分でも「着手」することが大事なことがよくわかりました。ちょっとやってみて、本当にそうなのか、もしそうであれば、「次の一手」を考えるればいいですよね。
 とにかく、悶々としている状態から一歩は前進します。
 自分の頭の中で作り出した不安の種はどんどん大きく育ち、心の中を侵略してくるので、まずは勇気を出して、1分着手で確かめないとと、心に誓いました。
 そういう状態になっていないか、タスクシュートの画面から、自分を他の人の目線で客観的にみる訓練できたらよいなと思います。

見たくないログはない

 参加者の方の質問に「見たくないログ」の対応というのがあり、とても
心に残りました。
その日の終わりにタスクシュートのログをみたくない時が確かにありました。実際、最近、ほとんどだったり。
 なぜだか考えてみました。

  • その日の先送りタスクが沢山残った

  • 途中から記録できていないので、単なるチェックリストになってる

  • 予定時間超過や割り込みのため、最初の計画どおり行かなかった

 でも、それはそもそも最初から「期待していた計画」「整然と記録された状態」が正しいと決めつけていて、その「正しさから逸脱したログ」だと思うからだったのです。
 計画はあくまで計画であり、最終的には「ログが現実であり、正しい」
のです。認めたくないと思う気持ちは「計画が正しい」の前提があったなのですね。
 正しい、正しくないは関係なく、現実であれば見たくないことはないはず。その事実を客観的に見て、自責するのではなく、「そのように動いた理由」「次はどうする」を考えればいいのだと思いました。
 今回も学びの多いイベントでした。

 「先送り」については、詳しく文書で説明している「先送り0」の本が先日出版されたばかりです。
 多くのみなさんにお手を取っていただきたいです。

書籍 「先送り0」


ユタカジン

https://note.com/taskchute/m/m80cde2fde6bf

タスクシュートとは


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