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私がマレーシアに恋する理由
ようやくコロナ禍が終結してきたということで!3年3ヶ月ぶりに満を持してマレーシアとタイへ行ってまいりました( ◠‿◠ )
5日間の旅の中で改めて感じたこと、それは「やっぱり私はマレーシアが大好き!」ということでした。
もちろんタイも大好きだし、これまで訪れた国は基本好きになって帰ってきてます。
でも、やっぱりマレーシアが段違いで魅力的なんですよね、私にとって。
正直観光の魅力で言えば、他の国の方が多い気がしてるし、「そこまでの良さがわからない」という声もよく聞きます。
私自身「なんでそんなにマレーシアが好きなの?!」と聞かれても、毎回答えに屈してしまってまして。
とりあえずそれっぽく、「多様な民族が混ざり合ってて面白いし、料理も美味しいし!」なんてことを言ったりはしてたけど、どちらかというとそれは後付けで、正直非言語的な、「直感的な好き」が強かったんですよね。
それに、私にとってマレーシアは「初めて訪れた新興国」だったから、印象深くて特に思い入れがあるだけなのかも、と思ってたり。
でも今回久々にマレーシアとタイの2カ国を旅してみて、やっぱり私は明確に「マレーシアが好き」だと感じたし、自分がなぜここまでマレーシアという国に惹かれるのかもなんとなく言語化することができたので、せっかくなので書き残しておこうと思います。
※以下に書くことは、あくまで私の主観であり、事実とは異なる認識もあるかもしれませんが悪しからず。。。
①"普通"が存在しないから
マレーシアはそもそもマレー系・中華系・インド系という3つの民族が多く住む多民族国家ですし、それに加えて宗教的な観点から、中東の人たちや中央アジアの人たちなども含めてかなーーーり多様な人が住んでいます。
というのもあって、見た目的にも言語的にも"普通"というのがあまり存在しないんですよね。
人口的なマジョリティとしてはマレー系の人たちになるのでしょうが、だからといってマレー系の人たちが中心で、他の人たちは"普通"から外れて生きづらい…なんてことはなく。
見た目も言語も文化も宗教も全然バラバラの人たちで溢れているので、みんな違うのがそもそも当たり前で、日本でいう見えない同調圧力みたいなのもない。
他人のこととかなんも気にならないし、自分も「自分らしくでいいんだ!」って心から思える。
だから、私マレーシアにいる時は日本にいる時はあんまり着ないような服着ちゃうし、化粧もそんな頑張らないで外出る(笑)
多分日本にいる時は無意識に「私がこんな服着たらおかしいよな」とか「化粧ちゃんとしなきゃ恥ずかしいよな」って思ってるけど、ここにいるとそれが全くないからいいんです。
もちろんこれは、マレーシアが私にとって「外国」で「非日常」だから、というのは一つの大きな理由だとは思うんだけど、でも他の国にいる時以上にマレーシアにいる時は「周りの目を気にせず自分の好きなようにしていいんだ!」感を強く感じることができます。
日本のように目に見える圧倒的なマジョリティがいない、というのが生きやすく感じる一つの大きな理由だと思っています。
②"対等"に接してくれる人が多いから
これまでいろいろな国に訪れてきましたが、途上国と言われる国に行くと、多くの場合自分を「金づる」のような存在として扱ってくる人が少なからずいます。
穿った見方をしすぎなのかもしれないけど、言葉を選ばず言えば「日本人だ!金もってるだろうしノーも言わない国民性だから近づけ!」的なノリで近寄ってくる人がかなりいるように感じるんです^^;
だから、めちゃくちゃフレンドリーにニコニコ近づいてくる人も、私がお金を出さないとわかった瞬間一気に冷めた目で見て離れていくみたいなことがよくありまして(笑)
まぁこれは当たり前のことなのかもしれないけど、個人的に「対等なコミュニケーション」に重きを置くタイプの人間なので、自分を1人の人間として見てくれてない(金づるとしてしか見られてない)と感じると、怒りというより、すごい悲しくなっちゃうんですよね。
だから割と他の東南アジア諸国とかに行くと、その悲しさを感じる場面が多くて。
でもマレーシアにいるとその悲しさを感じることが少ないんですよね。
もちろん外国人をターゲットに近付いてくる人はいるにはいますが、ある程度経済的にも成熟しているからか、「外国人だから高い金額ふっかけてやる!」みたいなのに接した経験はほとんどないですし、対価の公平性とか金額の透明性はかなり高いと思っています。
だから、他の途上国で感じるような「日本人だ!狙え!」みたいな視線を気にする必要がほとんどないし、近づいてくれる人は純粋に「私」という人間に興味を持ってくれてるケースがほとんど。(何か裏の目的のために近づいてくる人が少ない)
それがものすごーーく心地いいんですよね。外国人の1人として。
さっきの「普通があまり存在しない」というのと同じで、「特別扱いされない安心感」が強いなぁと感じます。
③他者やちがいに対してオープンマインドな人が多いから
①②で書いたことと関係することだと思いますが、マレーシアの人は総じて「自分以外のもの」を排除せず、むしろオープンマインドに接してくれる人が多いなぁと感じています。
知らないもの・別のものに対して排除しようとする風潮が強い日本社会で育ってきた自分としては、ここがかなーり衝撃的でした。
外国人の私に対してポジティブな興味をもってコミュニケーションをとってくれる人の多いこと!
ただの店員さんやタクシードライバー、空港のスタッフの人とかが、「これって日本語ではなんていうの?」「ここの屋台がおすすめだから絶対行くといいよ!」「マレーシアには何しにきたの?」みたいにガンガン話しかけてくれる場面がとにかく多い!
これは他の国よりも圧倒的に多く感じます。
無関心が故に成り立っている多様性じゃなくて、他者に関心を持ちつつリスペクトがある多様性が実現してるから、マレーシアってあったかくて生活しやすいんだよなぁと思いますね。
純粋にフレンドリーでコミュニケーション好きな国民性もあると思うんですが、にしても1人で旅してても寂しい思いとかをすることが本当にない!誰かしらに話しかけられるから!
これってすごい素敵だなぁと思います。
④"不安"になる瞬間が少ないから
特に首都であるクアラルンプールについて書きますが、何もかも整っていて便利ですし、英語が公用語として使われているし、治安が悪い場所も少ないし(基本的に女性でも夜出歩ける)、とにかく不安を感じる場面が少ない!
これって外国人として滞在する上でものすごく大切なことだと思っています。
国としてめちゃ魅力のある場所でも、やっぱり言葉があまりにも通じなかったり、治安的に恐怖を感じることが多かったり、不安を感じる瞬間が多いと、純粋に「楽しい!」と思えなかったりするんですよね。
その点、マレーシアは多民族国家ということもあり、ローコンテクストでちゃんと言葉で色々説明されているものも多いし、なにより東南アジアの中でもクアラルンプールはかなり発展しているので、何をするにも便利で安心。
特に「生活する」ということを考えると、この点からクアラルンプールって強いよなぁと感じます。
⑤日本と遠い部分が多いから
前書いたこととも重なりますが、多様性が実現していたり、違いに対して寛容だったりするのはもちろん、日本では触れることが少ないイスラム教の文化なども街中に溢れていたりして、日本では感じられない魅力がたくさんあるんですよね。
やっぱり人間、ないものに惹かれてしまうというか、初めてマレーシアに行った時のカルチャーショックの度合いが一番強くて、一気に引き込まれた感があります(笑)
他の東南アジアの国も大好きですが、基本的には単一民族国家である中で、マレーシアはいろーーーんなものが混ざり合った社会が実現しているという点で最も日本から遠いし、他にない魅力だなぁと思ってます。
、、、というわけで。
大きく5つの観点から、私がマレーシアに恋する理由を書いてみました。
もちろんこれは完全に私の主観ですし、事実とは異なる部分もあるとは思うのですが。
でも3年ぶりにマレーシアに行って、物価が安いとか食べ物が美味しいとかの魅力以外にこの5つを特に痛感して、「やっぱマレーシアって最高…ッ‼️」って思えたんですよね。
ただ、これは私がマレーシアに住んだことがあるからわかったことかもしれません。旅行で2,3日行っただけじゃ見えてなかったことかも。
実際、東南アジア旅行したい!って人には、マレーシアよりもタイとか勧めちゃいますし自分も(笑)
でも、マレーシアは住めば住むほど魅力に取りつかれるし、生活するという視点で見たら一番住みやすい気がします。
ということで、マレーシアへの熱い思いを語ってみました(^ν^)
きっとみんなそれぞれ「この国が私にとっては一番魅力的!」という場所がある気がしてて、みんなのmost魅力的カントリーとその理由も聞いてみたいなぁと思ってます。
その理由に個人の価値観とかがかなり反映されそうだしね(笑)
いつかまたマレーシアで生活できる日を夢見て、明日からもしばらくしっかり日本で勤労します💪笑
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