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WCS2017環境概略
こんにちは。ともぽんです。
本記事は、WCS2023の翌日に行われる上記の大会に向けて(願わくば参加したい)、WCS2017の環境をざっくり振り返ろうというものです。
参考にしたサイトは以下。
↑Twitterで「 #Revival2017 」と検索するとたくさんリスト出てきます。
基本ルール
おおよそ今のスタンと同じ。
唯一違うのは先攻1ターン目にサポートが使えます。
先攻
・ドローあり
・サポートあり
・技なし
ポケモンのどうぐ は グッズ です。
環境の中心
この環境の中心は2種類のダストダスだと考えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1689690918645-0oBr3fvNnB.png?width=1200)
上図左のダストダス(SM)は『ゴミなだれ』を打つためにいます。『アシッドボム』を打つことは多くないです。ゲームの中終盤には非GXでありながら1エネでかなり大きいダメージを出すことができます。相手のデッキにヤブクロンと超エネ(レインボーエネ)が見えた場合には序盤からグッズをなるべく使わないようにするプレイが求められます。その影響で個人的にはアローラロコンの評価が高いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1689691322086-AwrLuOqnvg.png)
対面がダストダスデッキのときは自分のトラッシュのグッズの枚数を数えてダイスで相手に示しておく様子が配信卓で見られました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689691563413-Q6Jv7vJyEm.png?width=1200)
そしてもう一つのダストダス(XY)は、自身がポケモンのどうぐを持っているとお互いの場の特性がなくなります。これの対策は必須となります。「ポケモンのどうぐを壊せるカードを複数入れる」「特性に大きく依存しすぎないデッキを作る」「自分もダストダスを使う」の大きく3つのパターンのいずれかを取ることになるでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1689692164054-IbwcTgL24N.png)
デッキ紹介
ダストダス系
グソクダスト
![](https://assets.st-note.com/img/1689692259874-aTl38PvY9b.png?width=1200)
ダストダスを使う側のデッキで最も活躍したデッキタイプ。グソクムシャGXのHP210はなかなか一撃で倒されることはなく、アセロラやグズマといったサポートをうまく使いながら『であいがしら』でどんどん攻撃していきます。サンプルリストは第一期ポケカ四天王のお二人のリストを選びました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689692442178-bJjUmwgXzo.png?width=1200)
当時の記事が残っているので読みましょう
![](https://assets.st-note.com/img/1689692473227-yO1L8UsUuq.png?width=1200)
当時の記事が残っているので読みましょう
ジジーロンダスト
![](https://assets.st-note.com/img/1689692621796-BqVzVCR7Ze.png?width=1200)
ジジーロンGXも当時のカードとしてはスペックが高く、先述のグソクムシャの代わりのアタッカーとして採用されていました。たねポケモンなのでその分デッキスペースが空くのが一つの魅力です。グソクダストに比べてゴミなだれダストダスが多めに入っている印象があります。ジジーロンGXは1枚刺しでいろんなデッキにも出張していました。
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プルメリおしゃれ
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ポータウンとサーナイト対策のマギアナがおしゃれ
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この男いつでも強い
エーフィダスト
![](https://assets.st-note.com/img/1689693081638-74Iyh57oGr.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1689692936345-tLHrA06guV.png?width=1200)
ブースターの特性でエーフィGXやダストダスに炎タイプを付与することでグソクムシャGXやジュナイパーGXに有利を取れます。『サイケこうせん』でてきと~に混乱にしておくのは十分に強力で、上位入賞率は低いものの非常に強力なデッキであることは間違いありません。
ネクロズマダスト
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![](https://assets.st-note.com/img/1689693150809-x88UX2Yo1j.png?width=1200)
後の第一期ポケカ四天王となるニシグチレイジ選手のデッキです。この年は第一期ポケカ四天王の選抜大会でもありました(そんな告知は全くなかったけど)。本人専用機のような気がしますが、ユニークなデッキなので紹介。カプ・テテフGXも積極的に攻撃参加するようなリストに思えます(違ったらごめんなさい)。ネクロズマGXの『ブラックレイGX』を進化GXにあてた後にエーフィEXでその進化カードをはがすと一網打尽にでき、サーナイトGXやジュナイパーGXに対して強力に作用します。
また、ホウオウGX+ダストダスのようなデッキもみられたような記憶がかすかにあります。単体パワーが高いポケモン+ダストダスで何でもデッキになりそうな気はします。
サーナイト
![](https://assets.st-note.com/img/1689693890743-EzsxlwkxTQ.png?width=1200)
でっかいポケモンがでっかいダメージを出すわかりやすいデッキ。手貼り+ひみつのいずみであっという間にエネルギーが集まって大きなダメージが出ます。ただ、サーナイトが攻撃し始めるまでにはしっかり準備が必要です。
余談ですが、このエルレイド今のスタンにいても強そうなのかなりおかしいスペックしています。
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今はキャスターとして活躍中
![](https://assets.st-note.com/img/1689693752896-Abz5HrF9Vc.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1689694174655-1vB2VEO5nC.png?width=1200)
サーナイトを支えるサブポケモンとしてこれらが候補としてあがります。中でもニンフィアは展開兼サブアタッカーとしての運用ができ、GXワザも含めて強力なワザがそろっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1689694330714-mtQeOXFCA3.png?width=1200)
エーフィのところでも出てきたブースターがこちらにも
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キュウコンジュナイパー
![](https://assets.st-note.com/img/1689694698600-L5X9jKbj18.png?width=1200)
2進化GXであるジュナイパーGXはサーナイトGXと同様に倒されにくいです。巨大植物の森の効果であっという間にジュナイパーを複数体作り、継続的なダメージの蓄積で戦っていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1689695205761-LUt6zwQJNl.png?width=1200)
展開ポケモンとして紹介していたアローラロコンが進化するとこのアローラキュウコンGXになります。『こおりのやいば』は『フェザーアロー』と合わせると進化前のポケモンをどんどん倒していけます。もし進化されてもエーフィEXの『ミラクルシャイン』ではがして気絶させることができます。
WCS day2
— haru (@takenokokinokoh) August 22, 2017
ジジーロンダスト○○
ジジーロンダスト○○
キュウコンジュナイパーラフレシア×○
ジジーロンダスト×○×
サーナイトスターミー×○×
キュウコンオクタン×○
レックウザマギアナ○○
エーフィーダスト○○
32位でなんとかバッグゲット pic.twitter.com/IypE7hFHlg
他にもニンジャごっこ+ネクロズマGX、ジジーロンGXなどが入ってるリストもありました。
キュウコンGX
シニア優勝、Top8入賞のデッキタイプです。キュウコンジュナイパーのときとは違い水エネルギーをしっかり入れ、『ブリザードエッジ』も積極的に使います。複数のアローラキュウコンGXを交代させてうねりの大海で回復しながら戦っていきます。『クリアゲートGX』も有効に使っていくことができます。
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ホウオウエンニュート
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「特性に大きく依存しないデッキ」の代表といっていいでしょう。相手がダストダスを作る前にカプ・テテフGXをどんどん使い盤面を形成し、そのまま押し切ります。
グソクムシャGX、ジュナイパーGXといった草タイプが環境の中心にいたため、それに対抗する炎タイプ中心のデッキ。当時最新弾のパックに入っていたホウオウGXに先攻1ターン目にカキを打つだけで勝てるような試合もあるほどのパワーデッキです。エンニュートGXは手貼り2回で動ける軽量アタッカーですが、ゲーム終盤には十分すぎる火力を出してくれます。省エネなことでサーナイトGXに強く出られるのも魅力です。
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白レック
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XY6エメラルドブレイクで登場したデザイナーズデッキ。スカイフィールドでベンチを広げ、シェイミEXやフーパEXで一気に展開して高打点で制圧していきます。昔版のムゲンダイナVMAXとでもいえばよいでしょうか。このデッキタイプを完全に無視することはできず、対策としてはウソッキーがあげられます。しかし白レック側も対策の対策としてオカルトマニアを使うことで1ターンだけではありますが再び展開することができます。
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タッチの色は自由で、今回は雷と鋼をサンプルリストとして載せますが、他の色を研究してみても良いかも。
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ゲッコウガ
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シニアの準優勝にいたので一応紹介。WCS2016のマスター準優勝でもあるこのデッキタイプ。基本はゲッコウガBREAKの『きょだいみずしゅりけん』で打点補助をしながらゲッコウガのワザを使い続けます。ダストダス環境でなぜ勝っているのか正直わかりません…
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まとめ
博士の研究+ナンジャモで盤面生成をする現代ポケカに対して、プラターヌ博士+Nで盤面形成をするので、少し似ているような感じがします。進化ポケモンが多く活躍する、一昔前のポケカを存分に味わうことができるレギュだと思います。
つぎはWCS2010レギュについても同じような記事を書きたいと思っています。2004はまっっったくわからないのでだれかかいてくれないかな~~~と勝手に思っています。
それではまた次回。
おわり。
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