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持病のはなし4 〜急展開〜

3の続き


彼と楽しく食事をした後、テレビをみていたそのとき、急な腹痛が私を襲いました

自宅にいたので私は、彼に親を呼んできてほしいと頼みました

部屋に1人になった途端、腹痛をさらに上回る吐き気に襲われました
もう、むりや、、私は全て吐き出してしまいました
自分の部屋でよかった、、あ、彼の上着に〇〇がついてる😱

その時、トントントンっと階段を登る音がしました
彼だ!
どうしよう、こんな姿見せたら終わりだ!
おまけに、今の自分は、好きな人に絶対臭われなくないくらい臭い!

あかんー!入らんとってー!
私はわずかな力を振り絞り、ドアを押さえました
なんとか、守りました
これぞ、死守です

弟に上着を借り、彼が車で病院まで送ってくれることになりました
彼はこの時、卵巣破裂で手術することになるだろうと全てを察知したそうで迅速に対応してくれました

この時、よかったなと思ったことは、いつ破裂して緊急手術することになってもいいように手術を受け入れてくれる大きな病院にあらかじめ受診しておいたことです

子宮内膜症に罹患した際は、大きな病院をかかりつけ医として持っておくのをおすすめします
それは、なるべくお家から近いところがいいなと思います◎

病院に着くまでは、とにかく、痛くて痛くて、それ以上に身体に異変が起こっている!という違和感と、なぜか喪失感が私を襲いました

病院につくと薄暗い部屋にお医者さんと看護師さんが2人いました
0時を回った頃だったのですが、すぐ対応してくれる環境に恵まれているなぁと感じました

結果は、卵巣破裂でした
卵巣のチョコレート嚢胞に小さな穴が開いておりそこから血が漏れ出していて、なにかの加減で破裂してしまったことがわかりました

私はまず、妊娠できるのか、それが気になって恐る恐るお医者さんに聞きました


お医者さんは、子宮内膜症のこのような事例の方もたくさん妊娠出産をしておられる患者さんがたくさんいるよ と言ってくれました


私は入院することになりました
入院期間は1週間
とりあえずその夜は眠りました

次の日に手術をすることになり、次の日の朝ごはん、昼ごはんは絶食となりました


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