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突然住む場所が無くなったときの話①

2回目のnoteです。どうも、バツイチ(予定)のハラダトモコです。

タイトル通りなのですが、突然住んでいた場所に戻れなくなった時のお話しです。

離婚等の修羅場で、家を追い出されたりして帰る場所がなくなる方も居ると思います。私もそうでした。追い出されたというより、閉め出しでしたが。

因みに私は30年ちょっと生きてきましたが、2度ほど住んでいた場所を追い出されると言う経験をしております。

1度目は、実父の会社が突然倒産して夜逃げならぬ、昼逃げをした時。
私が高校に入学してすぐに会社が倒産。
15年近く住んでいた街を着の身着のまま、二時間で簡単な持ち物だけを持って逃げました。

2度目は、約半年前の離婚の修羅場の時。

まさか人生で2回も急に住み慣れた家を無くすことになるとは!!

離婚一点張りの旦那と、離婚したくない私(今は心底離婚したい)。
泥沼の話し合いで心身共にボロボロになった私を見かねた実母が一時避難として迎えにきまして。
とりあえずの衣類だけスーツケースに詰めて泣きながら住み慣れたマンションを出ました。
その時点で、もう旦那とは離婚確実だと感じてはいたのですが

まさかその部屋にその後出入り出来なくなるなんて!!!

そうなのです。
実家に避難して、二日後に旦那から

離婚調停を決めたから、二度と顔を合わせてはいけない。だから俺が家にいない日に荷物を整理しに来い。今月中に全て荷物をまとめろ。郵便の転送届を即出せ。マンションの鍵を早く返せ。

と、いう内容のメールが届きました。因みに上記の内容の調停と決めたら顔を合わせてはいけないなんて事はありません。旦那の嘘です。

しかしパニック状態の私は信じ切ってしまいました。
今月中にと言われても、その時点で月の後半に差し掛かっていました。

そして私はしがないの平凡な会社員です。平日は朝から晩まで仕事で土日しか休みはない。

土日の2日間で、一人暮らし時代を含めた10年分の荷物を整理しろと?

しかもその後、旦那が出かける日はマンションに来てもいいと言う内容のメールがきました。

一緒に住んでいたマンションの家賃は折半で、私も家賃を払っていました。それなのに部屋に出入りを許されない。

旦那は自称ミュージシャン(無職歴3年の40歳)。ミュージシャンは身体が資本!だから睡眠大事だよね!と言う自称ミュージシャン(無職歴3年40歳)は、毎日好きな時間に寝て、好きな時間に起きて、家事をやる訳でもなく、近所のパチンコに一日中いるか、浮気相手とデートをしているか、金持ちの友達にタカりにいくかしかしていませんでした。

そんな生活をしてる旦那のスケジュールに私が何故合わせないといけないんだ?

怒りで震えましたね。

この瞬間に、離婚したくないと思っていた気持ちが一切なくなりました。
涙も止まりました。

むしろ離婚してくれ!!!!

しかし旦那は離婚調停を決めたと言っている。

よし。離婚調停で、調停委員と言う第三者にどちらの言い分が正しいのかを判断をしてもらおう。私も腹をくくった瞬間でもありました。

しかしまずは、自分の10年分の荷物を何とか2日で持ち出さなくてはいけないという現実。

荷物を運び出すにしても、ベッド含めた荷物を実家に運び込むことは不可能。
そして、実家にも私が長居できないと言う現実(先程書きましたが、会社倒産から実家は貧困であり、部屋は古くて手狭。そして会社が遠い)

2日間で10年分の荷物をまとめ、尚且つ引越し先を決めろということか

時間がないけど、やるしかない。

そして、住む場所、荷物整理以外にも、もっと大変な現実問題が目の前に立ち塞がっていました。


金が無い!!!

そうです。お金です。手持ちのお金が、新たに部屋を借りるにあたり、かなり不足していました。

実家には全くお金はありません(むしろ社会人になって実家を出ていたのに無心され続けていた)

そういう事情と、私が薄給と言う事、そしてタイミング悪く祖母の体調悪化で父の田舎へ最期かもしれないからと家族で帰省したすぐ後でした(帰省時のお金は私の少ない賞与と少ない貯金を使った)

そして、旦那実家からいただいた結婚祝い金は二人で分ける事なく家を出てしまっていました(因みにその結婚祝い金を全額渡すから、離婚届に判を押せと言われたけど私が拒否)

今月分の生活費と家賃は追い出されたマンションで使用していて、その時の私の全財産は10日後に振り込まれる予定の給料(薄給)と、住んでいたマンションの家賃&生活費を引いた分のお金と、転職して2年半の間でコツコツと貯めていた毎月の先取り貯金のみ(と言っても、先程書いたように大きい金額を出した後なので残高は16万ほど)

給料はまだ振り込まれていないから、その分は無いと考え、手元にある分を全部かき集めて20数万。

金が無いと言っている割に意外にあるじゃん!

と、思いますよね。

しかし部屋を借りるのにギリギリな数字です。
しかし30代半ばになろう女の全財産がこの金額とは情けない・・・お恥ずかしい内容ですが、晒しましたわ・・・

この全財産で、部屋を借りて、荷物を搬出して、更には弁護士事務所に相談に行かなければならないのです。


長くなりそうなので、②に続きは書いていきます。



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