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催花雨

【春、早く咲けと花をせきたてるように降る雨。】
【菜の花をはじめ色々な花を咲かせる】

どうも、Lambirisの黒崎です。
本日8/6 4枚目のsingle『催花雨』がリリースされました。
この曲も愛してもらえればなと思います。
読みながら聞いてね。できればイヤホンとかしながら聴くとより楽しめる曲です。

さてさて、リリース日に更新したということは、今回も作詞作曲は黒崎です。
今回は、このシングルについて書こうかな。書けるかなぁ。

この曲の歌詞を書いた日のことはよく覚えてます。
私は今年の春に大学を卒業し今はフリーターしてますが、実はセラピストとして就職が決まってたんですよね。(セラピストがわからない人は調べてね。)
技術職というのかな、まあ資格を取らないとダメだったので1ヶ月研修を受け、10月から早期入社という形で仕事をしながら、大学で卒論を書くという日々を送ってました。今考えるとよくやってたなぁと思いますが。

最初は楽しく仕事をしてたのですが、まあ右も左も分からない。社会の厳しさも知らない。そして卒論に追われ、さらにバンドも解散の危機を迎えていたため、知らず知らずのうちに追い込まれてました。
仕事の前日眠れなくなり、吐き気や食欲不振が続く中、とりあえず出勤するも、職場の最寄りが近づくにつれ過呼吸気味になり『あ、これまた鬱になる前兆きてる。』と自分でも分かるくらいでした。

喉に何かが詰まった状態が続き、取り除く術が分からなかったので、とりあえず今の気持ちを書いてみようということで『催花雨』の歌詞を書き始めました。書いてみると、少しだけ喉の違和感がなくなり、本格的に歌にしようってことで完成しました。


結局仕事を3ヶ月で辞めてしまったので、逃げたと思われても仕方ない。根性ないとか言われても反論できない。
ただ、あのまま働いてたら私は私でいられなくなると思った。

ほんとの自分を殺し、赤い雨を流しながらも日々過ごす。
どこで道を間違えたのか、どこからやり直せば今の状況を抜け出せるのか。
答えが出る日は来ないけど、いつか答え合わせができたらな。
過去の自分が少しでも楽になるように、そして生きるのが辛い、今の現状を抜け出したい人に少しでも寄り添っていける曲になればいいなと思います。

余談ですが、入りの部分は広い森の中で1人歌ってるように、落ちサビはラジオから流れる歌のように聞こえるよう、エンジニアさんに頑張ってもらいました。

余力があれば、歌詞を見ながら聞いてもらえると尚嬉しいです。

ではでは、長くなりましたが終わります。

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