見出し画像

1日いちアート 9(きゅう) ~ラヴェル ピアノ協奏曲 ト長調~

 

クラシック音楽の曲の名前って
どれもとっても似たり寄ったりで
覚えるの難しいですよねえ。

と素人のわたしは思う。

イロハニホヘト長調短調交響曲協奏曲序曲組曲123456番作品...
というのが複雑に絡み合っていてどれも暗号みたいな名前で覚えるのが難しいなあとずっと思っていたのですが
曲のジャンル+番号+調性+番号+(あれば)副題
なんですよね。

小さい時から家でクラシック音楽を流してくれていた母のおかげ(?)か
クラシックを聞くのはとても好き。

聞くと踊りたくなる音楽があったり
映像がふわっと浮かんでくるものがあったり
ただただ眠りの世界に連れて行ってくれるものがあったり


今日はtwitterでつながる
やなぎちゃん(@yanaco_chan)
がおすすめしてくれた音楽。

『ラヴェル ピアノ協奏曲 ト長調』

3つの楽章に分かれているんだけれど、
1つめ。
始まりはなんというか春の訪れ!緑の草原を小さな風が足早に過ぎ去るような。ビューンって自分が風になって草木を避けながら空中を飛ぶようなそんな感じから始まって、地面に降り立つ。
クラシックなんだけれど途中から少しジャジーに。
なぜか途中からは煉瓦の敷き詰められた街を革靴で歩いているイメージ。

2つめ。
しっとりと雨の降る中、青いドレスの少女と大人の女性の間くらいの人がお家の中のグランドピアノを弾いている、そんなイメージ。でも全体の雰囲気の色は雨の日なのに青っぽくなくて、小花模様のような、小さいお花がぽんっと現れては弾けて消える、ような。

その場だけがなんだか小さな見えない空気のドームに囲まれている感じで。
すごく好き。
何かがたまに歪んでは歪んだことがなかったかのように時間が過ぎる。
いつの間にか意識だけがソファに寝転んでいて。

3つめは
雰囲気が急にとってもとても変わるのです。
なんだかアニメのような描写のオールドカーが実写の道路をぶんぶん走っている感じ。犬を連れて偉そうに歩くスーツ姿で蝶ネクタイのひげおじさんが通りかかったり、変な小走りの仕方の人が走り抜けてゆく。
腕を組んで3人くらいで横並びに歩いてきて道を通せんぼしてくる人とか
上がっても上がっても終わりのない階段が。



音楽を聞きながらひたすら浮かぶイメージを文字にしてみる
明日聞いたらきっとまた全然別のシーンが思い浮かんだり
今日のままの部分があったり。

こうやって振り付けも出来上がっていくんだろうなあ。

そんなこんなで今日はここまで。
あなたは何が見えました?

ラヴェルには何が見えていたのかしら。


音楽↓


#いちにちいちアート

よろしければサポートお願いします。♡ これから夢を叶える為に使わせていただきます。