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あなたの心が満たさない仕組み

自己肯定感が低いと自覚し、いろんな書籍やブログ、セミナーで学び、認識はできたけど

◯いまいち腑に落ちない人や
◯少しずつ変わっている気がする
◯努力中

のような方に読んで欲しい記事です。

自己肯定感爆上げ。根本から改善しましょう!


①前提理解


◯あなたはそのまんまで完全で完璧な存在です
◯あなたの神はあなたです
 

②心の土台の仕組み

イメージして下さい。
唯一無二の個性を持った肉体に、あなた本来の魂が乗って、この世に生まれてきました。

この世に産まれ落ちたあなたは、本当は全部できる!はずなのに、体は上手く動かない、お腹は空くけどどうしていいかわからない。見るもの全て初めてで、人間に合うのも初めてで、とりあえず泣くしかありません。

泣いていたらお腹の中で聞こえていた声のする人が抱き上げてくれ、お腹を満たしてくれます。

泣いていたら何か暖かい生命体が、包んでくれ心地よい気持ちにさせてくれます。


自分がアクションをしたらこの世界は返球がある。そう学習していきます。

何もできないけど、不快な時は誰かが自分の機嫌を取ってくれ、「そんなに辛くない世界なんだなあ」と安心感を覚えます。

そうやって
◯この世界は安心できる
◯自分でなんとかすることもできるし
◯誰か人間が助けてくれるものだ

と心の土台ができるのが乳幼少期です。


基本的信頼や愛着形成などと呼ばれる、人間が達成していくべき課題の土台となる部分です。

その時の記憶はあなたには残っていないけれど、あなたの心の土台を作っています。

 
 

③あなたの状態を説明します



その時期に泣いても泣いても泣いても、誰も助けてくれなかったり、アクションに反応が返ってこない状態を学習すると、不快がどんどん強くなり、不信感、諦めを学習します
自分を信用できず、世界も信用できないと学習します。

そんな状態のままですと、土台が無いまま成長することになります。

また、自分のアクションの反応が、時々でひどくばらつきがある時はどうでしょうか。

自分の感情よりも、相手の顔色を観察し自分を変えていかねば生き延びられない、不安定で自分軸のない状態になります。


上記2パターン共に、この世界で生きていく土台が形成されない状態です。



大人になってから
◯人の顔色ばかりうかがう
◯自分の意思が無い
◯自分がわからない
◯他人が苦手
◯他人の気持ちがわからない
◯人に甘えるのが苦手
◯自分に価値がないように感じる
◯いつも不安
◯誰かの物差しや価値観、正しいもの正解を求める
◯何をしても満たされない感じ
◯何かに依存せずには居られない

そういった人の多くは、土台が上手く作られなかったと言われています。

たとえ自分の母親は愛情もって育ててくれたと認識していたとしても

「赤ちゃんは泣かせておいていい」
などの価値観は普通にいまでも言われています。
お産後、母子分離の産院で出産していたり、母親も子育て初めてでどう接していいかわからず、あなたの機嫌を取れないタイプだったかもしれません。

子供にとって母親=自分という時期があります。
母親は完璧と思い込むことが通常ですが、母親は全然完璧ではありません。

母の対応や言葉がけは、母にとっては最良最善の選択であったとしても、あなたにとっては不適切なことが大半なのです。

「母親は完璧ではありません」

なので、自覚がなくてもあなたの土台はぐらぐらと弱いのかもしれませんね。

 

④爆上げ方法は対話をすること



対話の相手を【小さな自分】と言います。

大人になってもあなたの腹の底では【小さな自分】がその時の価値観と感情のままに存在しています。


小さなあなたが、本当はどうして欲しかったのか、呼び出して、慰めてあげることをお勧めしています。

◯ひとりで寂しい時、抱きしめて欲しかったよね。

◯あなたは寂しかったんだよね。

◯お母さんは上手にわかってくれなかったけど、あなたは抱きしめられていい存在だよ。

◯たくさん抱きしめるから、もう寂しくないよ。

◯あなたは大切にされるべきだったのに、辛かったよね。

◯たくさん叩かれて痛かったよね、苦しかったのね、辛かったよね、たくさん泣いて大丈夫だよ。

◯いっぱい我慢したよね、怖かったよね。もうわがままたくさん言っていいよ。安心していいよ。私が守るよ。

◯あなたの気持ちを誰かにわかって欲しかったよね。あなたの気持ち、大丈夫にするよ、同じ気持ちだよ。

◯親が酷いことをするのは、あなたのせいじゃないよ。親は未熟な出来損ないでダメな人だったよ。子育てすべきじゃなかったよ。そんな元であなたはよく頑張ったよ。ほんと頑張った。幸せになろうね。

このように、昔ししてもらえなかったことを、母親に代わって、大人になったあなたがやってあげてください。いい子いい子してあげてください。伝えてあげてください。

◯あなたは完璧よ。

◯満たされていいのよ。

◯そのまんまでいいのよ。

◯泣いていいのよ。

◯安心していいのよ。

◯よくがんばったね

◯辛かったね、悲しかったね、苦しかったね
と。


「愛されるべき存在よ」
そんな対話を、何度も行ってあげてください。

次第にあなたの中の【ちいさな自分】が満たされて癒されていきます。すると、あなたの心の土台が再構築されていきます。

それは、あなたの自己肯定感を心の底から上げてくれます。生きる自信になります。

あなたは愛されています。そして愛することができます。適切に人と関わることができます。自分を信頼し、許すことができます。

 
 

⑤まとめ


色んな本やブログを読んで理解はしていも、腑に落ちていない人は、ぜひ「小さな自分」と対話をして見てくださいね!
今回は乳児期を中心に書きましたが、幼児期に満たされなかった思いや歪んだ認知を改善させるのにも小さな自分を呼び出して対話することは有効ですのでよかったらやってみてくださいね。

ちゃおー!

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