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Aimant-01 ロングバージョン比翼仕様


①比翼布、見返しに接着芯を貼ります。

今回はわかりやすいように丈を短く、接着芯を黒にしています。
ミシン糸も赤にしています。

③前見返しと比翼布を中表に合わせて、中縫いする。

(比翼が付くノッチ間のみ縫ってください)

パターンの案内線の様にはじめは斜めに
縫い始めて、返し縫いします。
あとは真っすぐ縫います。
下側も同じく斜めに返し縫いします。

④斜めのところを目指して切り込みを入れます。


縫い代をアイロンで割ります。

⑤比翼布と右前身頃を中表に合わせて中縫いします。

(比翼布が付くノッチ間にのみ)

比翼布と右前身頃裏の縫い代も
アイロンで割っておきます。

⑥右前身頃と見返しと中表に合わせて、比翼布が付く部分をよけて縫い合わせる。

比翼布が付くノッチまで縫う


下側は比翼布位置から裾まで縫う

⑦比翼布の上下を中縫い。


比翼布を中心で二つ折りして
上下を中縫い

⑧見返しを表に返します。

角を三角にカットする
見返しと比翼布のはじめと終わりを
斜めに縫ったので、
ちょっとそれをイメージしながら
アイロンで整えます。

⑨比翼布と見返しにはコバステッチ、右前身頃と比翼布には内コバステッチをかける。衿ぐりにステッチをかける。

比翼布と見返しを
つまんだ状態でコバステッチを
かけていく
右前身頃と比翼布は開いて
縫い代は比翼布側に倒して
コバステッチをかけていく
見返し側から見て
比翼部分にコバステッチがかかっています。
コバステッチはミシンが入る部分で
大丈夫です。
比翼部分を開いたところ
表から見て右前端にはコバステッチは出ません


⑩右前端のみに3㎝巾の見返しと比翼布を押さえるステッチを入れる。

上端から裾まで3㎝巾ステッチをかける。
見返し側から見たところ

⑪比翼布側に釦ホールを開ける。

第一釦のホールはぎりぎりでやりずらいと思うので、出来る位置で調節してください。釦ホールと釦ホールの間がひらひらしない様に糸で止付けて下さい。

今回は釦ホールを省略しています


第一釦だけ表に見せるつくりもよくあります。
その場合は比翼布の上端を下にずらして下さい。
第一釦を見せた方が、上端のめくれが軽減したりします。
今回は上端の釦も見せたくなかったので、上まで比翼にしましたが。
着用時上端まで釦を閉めた時に、めくれるのが気になる場合は、
第一釦を表に出す仕様にするか。小さなスナップ釦を付けて下さい。
スナップ釦も共布でくるめば、目立ちにくくなります。

以上になります。


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