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【シルバークラス対策】オーストラリア🇦🇺/ニュージーランド🇳🇿/南アフリカ🇿🇦

オーストラリア🇦🇺

1788年に英国海軍アーサー・フィリップ大佐がワイン用ぶどう樹を持ち込んだのがワイン造りの始まり。国の南半分に産地が集中しています。

地理的呼称はG.Iと呼ばれます。

ワイン産地は少ないながらも高品質なワインを生む西オーストラリア州(マーガレット・リヴァーが重要生産地)、大陸中央に位置する南オーストラリア州(シラーズの首都と言われるバロッサ・ヴァレー、テラロッサ土壌で有名なクナワラが重要生産地)、ニューサウスウェールズ州のハンター、タスマニア州(主要品種はシャルドネとピノノワール)あたりを覚えておきましょう。

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タスマニアの主要品種であるシャルドネ(タスマニアを代表する品種はシャルドネとピノ・ノワールです)。タスマニア出身のワインエキスパートの友人がいるので一度遊びに行きたい場所です。


ニュージーランド🇳🇿

ニュージーランドといえばソーヴィニヨン・ブランとピノノワールです。ピノノワールは1990年代後半から登場しました。

ワイン法は85%ルールを覚えましょう!(品種名、収穫年、産地名を表示する場合は該当品種、収穫年、産地のぶどうを85%以上使用しなくてはならない)

99%以上のボトルにスクリューキャップが使用されている、というのもニュイージーランドワインの特徴です。

最大の産地はマールボロ。ソーヴィニヨン・ブランが世界的な評価を受けています。

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マールボロのソーヴィニヨン・ブラン、美味しいですよね。草原を駆け抜けるような青い草🌿のような清涼感のある香りと、柑橘やパッションフルーツの果実味が感じられます。


南アフリカ🇿🇦

ワインが初めて造られた日が残る稀有な産出国。オランダからケープに入植した、東インド会社のヤン・ファン・リーベックが「1659年2月2日、ケープのぶどうから最初のワインが造られた」と記録に残っています。ワイン造りの技術は、主にフランス人入植者によって向上していきました🇫🇷

白の主要品種はシュナン・ブラン(スティーンと呼ばれる)、黒はカベルネ・ソーヴィニヨン、シラーに続き、南アフリカ独自の交配品種であるピノタージュです。

キャップ・クラシックと呼ばれる瓶内二次発酵によるスパークリング・ワインが有名です。

ベンゲラ海流の影響で緯度の割に冷涼な気候です。春から夏にかけて「ケープドクター」と呼ばれる強い乾燥した風が南東から吹くため、防虫剤などの使用が抑えれています。
産地としてはワイン産業の中心地、ステレンボッシュ地区を押さえておきましょう。

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右が南アフリカのシュナンブラン


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