見出し画像

仲良くしたいまあるいもの

小さい頃から怖過ぎて、なかなか仲良くなれないものがあります。それは…

ボール。

ずっと球技がほんと苦手で、恐怖で。

思い起こせば、小学校低学年でのドッジボールが恐怖の始まりでした。投げる時みんなすごい顔して投げるでしょう?そしたらパワフルなボールがブーンと飛んできて…
怖い!怖すぎるよ!
もう逃げるのに必死です。

「当たったら痛いよきっと。どうしよう」
コートのすみっこで震えてました。

「今日は時間が余ったから…ドッジボールね」

先生が前触れなく言うあの恐怖の言葉。
みんなヤッターって歓喜するけど、わたしの心臓はドキドキ。ひとり青ざめていました。

そこからなかなかボールと仲良くなれず、何十年と月日は流れ…そして現在。

現在学童で働いているのですが、びっくりしたのが、今のボール。
大きくて柔らかくてよく跳ねます。当たっても痛くない。
ヤッター!
このボールを使えば3年生くらいまでが相手なら、ドッジボールも怖くありません。得意げに投げてみます。(もっと本気出してよと言われますが、本気です)

もうボールは大丈夫なのかもしれない!とだんだん調子に乗ってきました。
先日校庭で、
「ゴールキーパーやるから蹴ってごらん」
かっこよく子供達にこう言ってみました。
1〜3年生の子供たちがサッカーボール(本物)を一斉に蹴ってきました。
すぐ自分の「ヘナチョコ」さを感じました。

やばい、ぜ〜んぜん受け止められない…汗

そのうち一年生の男の子の蹴ったボールが顔面に。
すごい衝撃。痛った〜い!
メガネがパーンと飛びました。
メガネの金具が当たって、顔に傷ができました。
鼻血出たかと思いました。

ごめんなさいとションボリする一年生に、大丈夫よ〜って明るく言ったけど、内心泣きそうでした。

というわけで、まあるいものとは、仲良くなるのにもう少し時間がかかりそうです。

今日も独り言にお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?