日本語教師は生き残れるのか。
ニュージーランドではロックダウン解除とのニュースが・・
賛否両論あるだろうけど、私はちょっと心配だなぁ。
なんでかっていうと、まだ感染者がいる状態だから。
感染者数ゼロっていうのが数週間続いてから、優先される職種から徐々に解除していくほうがいいんじゃないかな。
今日本では緊急事態宣言が出されている状態だけど、果たしてそれが解除された後にこれまでと同じ生活に戻れるんだろうか。
日本語教師について考えてみると、私はそれは無理だと思う。
その理由は、”三密を避けるべきだ”という考えはしばらく続くから。
それに、入学予定だった学生の多くは来日を断念しているし、緊急事態宣言が解除されたところですぐに母国を離れることには不安が残るだろう。
それでも日本語の学習が必要だという人はどうするか?
そういう人はきっと、”オンラインレッスン”を始めると思う。
三密を避け、移動することなく日本語の授業を受けるとなれば、それはもうオンラインレッスンしかない。
「機会が苦手」
「オンラインより対面の方が好き」
「オンラインレッスンのツールが使いこなせるか不安」
どれも私が日本語教師として感じることだけど、もうそんなことは言っていられない。
そういう時代になってしまったんだから、人間が適応するしかない。
私たちに選択の余地はない。
これは予想でしかないけれど、日本語教師は淘汰されていくような気がする。
「オンラインレッスンに対する不安を乗り越えてでも、ツールが使いこなせるように努力してでも”日本語教師”として活動したい。」と思える人しか生き残れない。
初めのうちは、様子見で低価格のオンラインレッスンを始める人がいるかもしれないけど、そういう人はきっと”やりがい”や”生きがい”のために活動する方で、「自分が納得のいく報酬が得られる形で活動する。」という人は、やっぱり集客力とかトライアルレッスンを成約に繋げる力なんかをしっかり身に着ける必要が出てくる。
何より、オンライン上に溢れかえる日本語教師の中から”選ばれる努力”が必要になる。
人よりちょっとユニークなところを自覚し、魅力的に発信し、実績を積み上げていく。
自分をよく理解し、発信することは必須。
「恥ずかしい」なんて言っていられない。
ビジネスとして、しっかりと報酬を得ながら生き残っていくためには、自分をさらけ出す必要があるんだと思う。
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