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夏休みの日記はチャンス!ちょっとだけサポートを!

夏休みの日記、読書感想文。
だいたいどちらかは宿題になっているので、そろそろ焦っているママ・パパいないでしょうか。

我が家も今年は少ないですが、8月末が近づいてきて日記後回しにだったー!となっている子どもが1名。

通常から100字くらいの写真日記をちょこちょこ一緒に作っているのですが、夏休みの日記や読書感想文は学年相応に「長くする」ことを求められていくので、エッセンスを盛り込まないと書けません。

我が家では日記も読書感想文についてもマインドマップで整理するところから始めます。

これらの宿題はドリルなどと違って、学校で習っていないことが多いため子どもは後回しにしがちなのですが、学校でも作文指導は後回しにされがち・・。
というのも単純に手間がかかるから!

小学生はまだまだ言語化できない感覚的なものが多い時期。
スラスラ言語化が出来る子もいれば、言語化以前にまとめ方を教えていく必要がある子もいます。

長男が昨年教育留学した秋田の小学校ではクラスの人数も少なく、日記や作文のサポートも手厚く、結果としてみんな素敵な文章を書けていたし、先生からの赤字の入り方、褒め方が秀逸でした。
長男はこれに助けられましたが「これは、全ての学校で出来るレベルではないな・・・」とも思いました。

日記や読書感想文は
◆子どもにとって:困ってる、よく分からん。
◆親にとって:子どもと話をするチャンスでもあり、言語化を手伝うことで
・こうやって表現するんだ!
・この気持ちはこんな風に言葉にするんだ!と
子どもが「自己認知」しながら、「言葉化」する能力をサポートしていけるのです。

この「自己認知」と「言語化」は、一人一人が感じること・思うことが違うので、学校のような集団講義では対応できないのです。

でも、1回あたり30分もかからないので、ぜひ各家庭でちょっとだけ手間をかけてみてほしいです。

ということで、我が家でのやり方を紹介します。

今回は日記編!

(1)下記のような(5W1Hと思った・感じたこと)マインドマップを紙に書いておきます。(印刷してすぐに使いたいという方向けに、ここから8月中DLできるようにしてあります。A4印刷向け)

(2)このシートを元に
・いつ
・誰と
・何した話にする?
と言った具合に、子どもにインタビューしながら、トピックの下にサブトピックの線を引いて、次々と書く。

(3)記憶があやふやな子どもも、インタビューされると思い出してくるので言葉が溢れてくる。事実確認を先にしたあと、気持ちや感じたことなどを最後に聞いていく。

これをまとめたものが下記。

これをあとは順番に文章にしてみよう!と文章を作っていくと、夏休みの日記くらいの文章は結構簡単に出来上がります。

低学年のうちからこれをしておくと、読書感想文はかなり楽になります!

・自己認知
・言葉化
どちらもこれからの必須な能力です。

ぜひ、仕事帰りで疲れてるのよーと言わずにちょっとだけつきあってみてください。

後ほど、読書感想文編も公開します。

※TOP写真:acworksさんによる写真ACからの写真

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