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積極的に「何もしない」という治療

先日、快医学のセミナーに行ってきました。
教えてくださる先生は、長野・松本で鍼灸院されている橋本先生。
はじめましての方々とともに学ぶ30時間の前半・15時間を終え、ものすごくよい学びばかりだったのと、セミナー番外編の時間でとてもすてきなことを教えていただいたので、シェアさせていただきます!

まず、快医学とは、その名のとおり、快い医学のこと。
からだを快いほうへ動かすことで、快くないほうとバランスをとることで、身体のゆがみがとれていく、という感じ。これぞ、整体だな。
快・不快は、頭で考えても捉えられない感覚的な部分で、快医学でも「感じる」ことを大切にしているようです。

実際に、快い方へ身体を動かす(運動の方法や動かし方があります)と、身体全体がふわ〜っとゆるんでいくような感じがします。
この身体を動かすことを「操体法」というそうです。
昔流行ったらしく、わたしたちの親世代はみんな(?)知っているのかな、と思いますが、どうだろ?
操体法のよいところは、誰でも、自分でできるということ。道具もいらないし、今すぐにできる、身体をゆるめる方法です。本当にかんたん!
ふだん、ほとんど歩く機会がなく(いや、つくればいいのだけれど)、家での運動や仕事での運動でまかなっているわたしにとっては、こんなに気持ちよく、身体を動かせてゆるむなんて(う〜ん、というか、ゆるむだけでもないのだな、バランスがとれるというか、、、)、習慣になることまちがいなし!という感じです。まずは寝る前と起き抜けにやってみようと思います。

何より、身体が楽になります。
身体がより「自分」であるような感じといいますか。うむ。

ということで、操体法以外にも、Oリングテストを使ったライフエネルギーをはかる方法や、食べもののことなどなど、もりもりだくさんのセミナーです✨
来月、後半・15時間学んだら、、、「たくさん広めてね〜。というか、そのために来たんでしょ?」と大好きな橋本先生に、魅力的な福島弁でいわれてしまったので、そうするしかあるまい!

名古屋や岐阜やらで、快医学を中心としたシェア会や、オープンダイアローグの話など、セミナーというよりお話会みたいなのができたらと思っています〜♩
その際はまた、お知らせさせていただきます✨
自分軸でいるということが、身体で実感できるような内容になりそう、と今からワクワクしています✨

あとあと、セミナー番外編という名のごはんタイムに、先生に手のかゆみについて相談したら、いろいろと相談に乗ってくださった中で「何もしないのがいいよ。今までいろいろやってきたんだから、“積極的に”何もしない、という治療をやってみるだな」とおっしゃったのが、とても印象的でした。

なるほど。
何もしない、やってみます!!!!!

これは、自分なりの伏線があって、手のかゆみのピークのときに、手に語りかけてみたのです。「何かメッセージはありますか?」と。そうすると「あまり、わたしにかまわないで。ほっといて」という言葉がありました。投げやりな感じというより、一人にしておいてほしい、みたいな感じ。「そっか、一人にしてあげよう」と思って、あまり手のかゆみに“とらわれない”ようにしました(とはいえ、かゆいので、意識だけですが)。なんというか、特別扱いしすぎていた、注目しすぎていたのかもな、と思ったできごとでした。

そしたら、今日、患者さんが「猫って、じっと見ていられるといやみたい」というお話をしてくださいました。何を隠そうわたしは、昔高校の先輩に「太郎(当時、先輩が飼っていた猫の名前)」と呼ばれていましたし、猫に似ていると人生で何度もいわれた人間です。みんなきっと、適当にいっているのだけど、いわれたほうは覚えているのですよ。ということで、そんなところともつながりました。わたし自身も、人にじっと見られるのはすきではなく(すきな人いないか笑)、横目で「いるな」と確認してもらえているくらいの距離感がすきなので、そんなところともつながりました。

今日は、水星逆行のせいか、おかげか、なぜかfacebookの昔の投稿とか見てなつかしがったり、車の中でaikoを熱唱しては、恋しまくっていた頃のことを思い出したり、人って10年で、ずいぶんと変わるものですね、なんて思ったり、忙しい日でした笑。