行ってよかった美術館♪ その3、青森の十和田市現代美術館

モダンアートが好きなので、今回も現代美術館です。そして、東北の1番北、青森にある美術館です。十和田市と言えば、十和田湖と奥入瀬渓流が有名です。文化財の特別名勝及び天然記念物に指定されていて、とても景観が美しい自然あふれる場所です。美術館に行きたかったのもありますが、それだけを目当てに行くには結構な長旅なので十和田湖とセットで美術館にも行ってきました。

まわりは普通の住宅街といった立地の中に突如アートが現れた、そんな感じの美術館でした。まわりは、本当に普通です。まず、外の広場には草間彌生のドットのかぼちゃなど、ドットでカラフルな世界が広がっています。白くてシンプルな建物の横には、全身鮮やかな花で覆われた大きな馬の像もあり、建物の白さを際立たせています。

「アートを通した新しい体験を提供する開かれた施設」というコンセプトの現代美術館で、世界で活躍する33組のアーティストによるここでしか見ることができない38点の作品が展示されています。屋外にも屋内にも空間を広く使った作品が多く、空間そのものを体感しながら様々なアートが楽しめます。天井から釣り下がっていたり、作品が大きな人間だったり、作品ひとつずつのインパクトが大きかったのを今でも覚えています。日本の現代美術館の中では展示数も多いので、一度は訪れておきたい美術館だと思います。


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