行ってよかった美術館♪ その2、金沢の21世紀美術館

モダンアートが好きなので、ずっと行きたいと思っていた美術館で、学生の時に行きも帰りも夜行バスという弾丸スケジュールで行ったことがあります。ホームページで最新の展示を見てみると、様々な展覧会をやっているようです。

この美術館は外観がガラス張りで丸く、建物自体もアートだなと感じます。建築家のSANAAのお二人が手掛けています。建築学科だったり、建築好きの友達は知っていて話が盛り上がったりするのですが、近年の主要な美術館建築を手がけている、すごい方々です。海外の数多くの賞を受賞、フランスやニューヨークの美術館の建築もしており、まさに世界で活躍されています。建築のコンセプトは「まちに開かれた公園のような美術館」とのことで、ガラスの透明感は近づきやすさと開放感を、1階建ての建物は公園のような入りやすさを感じさせます。

美術館のコンセプトは「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」だそうです。世界に開かれた美術館でありながら、市民とつくる、参画交流型の美術館となっており、地域に根差していて憩いの場になっている印象です。ただ美術品を鑑賞する場というだけでなく、社会や地域にどんな価値を提供していくのか?という視点を持ってつくられているところが、現代の美術館だなと感じます。

肝心の1番の見所はというと、プールを下から見上げることができる空間のアートかなと思います。21世紀美術館の顔として写真が1番使われている場所なのではないかと思います。発想が斬新なのと、ここでしか見られない作品で色んな角度から見上げて楽しめます。美術館のコンセプトが素敵なのと、参画型のイベントも多くありそうなので、何度行っても楽しめそうな美術館でした。


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