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プラスチックが海や人間に与える影響

「プラスチックの海」という映画を観ました。環境系ドキュメンタリー映画は好きで「アース」「オーシャン」などは観たことがありました。その度に自然の雄大さや動物の生命力に圧倒されました。

この映画は海洋プラスチック問題についてがテーマで、海に流れ着いたプラスチックが海、動物、人にどんな影響を及ぼしているか?というのを色んな調査を元に追っていくというドキュメンタリー映画です。

ドキュメンタリー映画はとにかくリアルです。実際に海の表面に漂っているプラスチックや海底に沈んでいるペットボトル、死んだ魚や鳥のお腹の中から出てくるプラスチックの欠片を見ると、現実を目の当たりにします。

年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているそうですが、海面や海中を漂うプラスチックは永久に分解されません。映画を観るまでは、分解されないプラスチックを魚や鳥が食べてしまって死んでしまうことが問題だと思っていましたが、それが人間にどんな影響を及ぼすのか?までは知りませんでした。小さなプラスチックの欠片に海の有害物質がくっつき、それが食べた魚に吸収され、その魚を食べる人は魚を介して有害物質をからだに取り込むことになることが問題でした。人が海を汚すと、最終的には自分たちに返ってくるということがよくわかりました。

また、プラスチックは分解されないので、プラスチックの消費量が増えるとゴミがどんどん地球に蓄積されていきます。これはどうにかしないとなと思いました。日々の生活で出来ることはプラスチックの袋やペットボトルの消費を減らすこと、その為にマイバックやマイボトルを使うことだなと思いました。自分の便利さだけを優先させるのではなく、綺麗な海を後世に残すためにという想像力を働かせて、日々の生活を送れたらと思う映画でした。

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