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落語「スマチュウ」

今は、暑いので、女性?なんかは、スマホを手にすることなく、何やら、ハンディ扇風機を握り締めて歩いている姿をよく目にする。

ハンディ扇風機とやらは、「電池ですか?」と、使っている人に聞いたら、充電式だそうで。

おまけに、「涼しいでしょう・・」と言って、私に風をあててくれた。

この夏は、スマホ見歩きは、少し減り、ハンディ扇風機になるようだ。

仕組みはよく知らないが、充電バッテリーって、使い方を謝ると、火を噴くこともある。内心、「あら〜危険物持って、歩いて、・・あな恐ろしや」と。


落語の話。

「人の目を見て話しなさい。人に、お金を借りるときは・・」

スマチュウの甥っ子を一撃。

(姉のところの、ワンコの方が人の目を見るからマシね。と。)


二撃目。「あんた、あんたのスマホ、2階のソファのクッションの下にあったわよ。・・

これ何!「今日は私のバースデー・・エリカ。社長、ドンペリ、お店に入れてもらって、その日は、売上ナンバーワン。ビトンのバックも私好み・・」

「これ何よ!ビトン!!私にビトンなんて買ってくれたことあるの?」

「お前には、こないだ、布団を買ってやったじゃないか!」

「布団とビトンでは、大違い・・ねえ、あんた、あんた、やましいことでもあるの!!人の目を見て話しなさいよ!!」

「こんなラインだか、なんだか、みんなにも送っているのよ。ビトンをあんたの小遣いで買ってやることはいいとしても、こんなスマホ、ラインで、振り回される、あんたが、情けないのよ!!」

「あんた、モテてるって、思ってんの!!」

おばさん、甥っ子に。

甥っ子、「話すときは、人の目を見て話すんだろう・・」

おばさん、「違うのよ、スマホ、ラインで、人生を振り回されないこと・・」


甥っ子「いや、決してスマホを手放すな・・」とポツリ。







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