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【睡眠の質向上】パジャマで快眠!!

こんにちは!

株式会社tomorrowの佐藤友美です。

梅雨入りしたと思いきや、一気に夏の気候になってきて、夜は寝苦しい時期がやってきました。。


最近友人がパジャマを買い「パジャマって寝るために作られた洋服だから、パジャマを着て寝るほうがやっぱり身体にも良いんだね」と話しているのを聞きました。
そう言えば、パジャマについて深く考えたことはなかったなと思いました。
今回はそんなパジャマについて紹介していきます。

パジャマって…?

仕事の忙しさや、リモートワークで外に出ていないからなど、部屋着のままか、ジャージやスウェットなどを寝具として着用している方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もスウェットをパジャマとして使っています。
パジャマは眠る際の“寝具“として知ってはいるけれど…
そこで、パジャマついて簡単に調べてみました。

パジャマの機能性

パジャマは就寝時に妨げとなる要素を排除した『眠るための衣服』です。
ここからは、パジャマの性能についてご紹介します。

吸水・吸湿・保温
前述したように人は就寝中にたくさんの汗をかきます。
汗をかくことで睡眠時の体温調整を行っているので、発汗することは必要なことです。吸湿性の低い衣服を着用した場合、特に夏場は肌がべた付いて寝づらさの原因になってしまいます。
パジャマは体温調整ができるよう計算された衣服でもあるので、夏場は綿や麻など吸吸水・吸湿性に優れた生地を、冬は程よい厚みのものを選べば保温効果も高くなり寝冷えを防いでくれます。

寝返りのしやすさ
就寝時には20回前後の寝返りを打っているといわれています。
長時間同じ体勢で寝ていると、血流が悪くなり体に痛みや痺れが出ることがあり、寝返りを打つことは体の負担も軽減しています。
パジャマは伸縮性のある生地を使用しているため仰向け、横向きなど姿勢の変化や寝返りが楽にしやすいよう設計されています。

スリープセレモニー
実はパジャマを着ることそのものに、眠りを暗示させる効果があるとも言われています。
一日の終わりにパジャマに着替え、脳のスイッチを寝るモードに切り替えることでリラックスして眠りにつけるようにしてくれるのです。
毎日眠る前に決まった行動を習慣化させることで、体と心を睡眠体制に導く行為をスリープセレモニー(入眠儀式)と呼び多くの人が自然に行っているとされています。
スリープセレモニーに決まりはなく、音楽を聞くことや本を読むことなども効果的だといわれています。
特にパジャマは心身ともに就寝の準備ができたと感じやすく睡眠効果が高い暗示法だといわれています。

パジャマの選び方

スウェットは気楽に着られる部屋着としても人気ですが、素材としては化学繊維のものが多く、化学繊維は吸収性には優れていません。
睡眠中は冬でもコップ1杯程の汗をかくため吸水性が乏しい衣類ではいい眠りにはなりづらいです。
また、袖口や裾口などゴムによる締め付けは寝苦しさを感じてしまうかもしれません。
フードのついたパーカーの場合はフード部分が首元にまとわりつき、首に負担をあたえ寝返りを妨げる原因になります。
ジャージやトレーニングウェアはスウェット同様に化学繊維の生地でごわごわとした肌触りは眠り辛く、寝具としての機能は乏しいです。

素材で選ぶなら、保温・保湿効果が最も高いシルク素材がオススメです。
シルクの繊維にはたくさんの気泡があり、その断熱効果により冬でも温かく過ごせるといわれています。
パジャマは元から体を締め付けないように、ゆとりがある作りになっていますが、夏はよりゆったりとしたデザインのパジャマを選んでみましょう。
首元や胸元がゆったりと開いている形のものを選べば、息苦しさなどの心配もなく通気性が良いです。腕や足まわりなどにもゆとりがあると動きやすさも抜群です。
ウエスト部分のゴムがキツくないかも重要なポイントです。
締め付け感が極力ないものを選べば、就寝中の寝苦しさも軽減されるので、パジャマを選ぶ際には確認してみましょう。
装飾性が高く、厚みのあるものを選んでしまうと布団やシーツに引っかかってしまう恐れもあるので、薄手でシンプルなものを選ぶのが一番です。

最後に

パジャマを着用して眠ることで睡眠効率が向上し、寝付くまでにかかる時間も早いといわれています。
何より着るだけでも睡眠の質を高める効果が期待できるパジャマは正に就寝に相応しい「寝具」といえます。
ジャージやスウェットに寝づらさを感じてきた方は、就寝前の衣服をパジャマにするだけでも深い睡眠の質が得られるようになるかもしれません。
みなさんも、衣替えのついでに部屋着からパジャマに変えてみるのはいかがですか。

次回もお楽しみに!

それでは、また!


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