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Let's プラスチックフリー生活

今、地球が抱えているプラスチックごみ問題。

みなさんはどれほど意識して日々生活していますか?

わたしたちの生活を振り返ってみると、思った以上にプラスチック製品にまみれていて、いかにプラスチックに依存した生活をしているかに驚きます。わたしたちは、日常的にプラスチックとともに生活していると言っても過言ではないと思います。

きちんと処理されずに海や川にに流れ着いたプラスチックは、地球環境のなかで分解されることなくゴミとして溜まり続け、2050年にはなんと海中のゴミの総量が海の魚の重量を上回るという予測もあるそうです。

そして、プラスチックは、地球環境だけでなく、わたしたちの健康にも影響を及ぼしています。

魚が飲み込んでしまったプラスチックは、まわりまわってわたしたちの体にも取り込まれ、分解されることなく体内に蓄積されていきます。なんと、食事によって、一週間に平均5gものプラスチックがわたしたちの体内に入ってきているというデータもあるそうです。

とはいえ、プラスチックは非常に便利なので、生活のあらゆる面でわたしたちの生活を支えています。毎日使うハブラシやシャンプー類の容器、食品の包装や容器、レジ袋から医療機器、建築物にいたるまで、意識が及ばないところにまで使われています。

しかも、日本は世界的にもプラスチックの過剰使用国として有名であり、国民ひとりあたりのプラスチックゴミ排出量は世界第2位だと。。

この問題に対して、最近、日本ではレジ袋が有料になったのは、みなさんも記憶に新しいニュースだと思いますが、実際これによってプラスチックの排出量が減っているのかは、正直すこし疑問な気がしています。

レジ袋をもらうことなくマイバッグを持参するようにはしていますが、家庭でのゴミ出しにはゴミ袋が必要ですし、実際プラスチックの減量にはあまり寄与していないのでは、と思っています。

一方、フランスでは、2040年までに使い捨てプラスチックをゼロにすることを目標に、日常生活で使用する様々な使い捨てプラスチックの使用を段階的に禁止する計画が着々と進められています。

なんと2021年1月1日から、飲食店や自動販売機での、一部のプラスチック製品が販売禁止になったそうです。

禁止されるのは、ストロー、カトラリー、マドラー、サンドイッチボックス、紙コップのふたなどで、すでに在庫を抱えている店舗に対しては6か月の猶予が与えられているそう。

また、企業や公的機関でのペットボトルの配布も禁止となるとのこと。

フランスの思い切った政策と比べると、まだまだ日本のプラスチックフリーの政策には伸びしろがありそうですね。

個人的には、日々マイボトルを持ち歩き、ペットボトルはなるべく買わないように工夫したり、できる限りリユースで使えるものを買うようにしています。

ひとりの努力ではなく、みんなの努力が必要な地球全体の課題。

これからもぜひ周りを巻き込みながら、地球環境保全のために一丸となって動いていきたいですね。

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