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好きだけど、もうあなたとは一緒にいれないの


切ないよねえ。好きだけどお別れ。

そういえば、言われたことあったなあ…

「好きだけど」は付いてなかったかなあ。
お陰で3年もひきずったわ!!
おバカぁ〜!って、19歳の失恋のハナシ。

恋のハナシじゃなくて服の話だったワ。


前回の予想とかなり
違う駅まで来てしまいましたが
そういうこともあるよね。

でもほんとにせつない。
好きで一緒にいた服たち。
どんどん一緒にいれなくなって
もしや時間がたてばまた戻れるかも?

恋人みたいね。

それくらい惚れて着て
手入れして着て一緒にいた服たちが
ほぼ半分以上私の元から旅立ちました。

ああ寂しい。
でももういられないの。
だって着たら身体で感じてしまう
あ、違うって。
いやいや気に入ってたし
これを着ていた自分好きやったし
あああ、なんで着れないのお。

心のどこかでもう分かっている
もう2度と着ないんだろうということを。


でも意外と
ちゃんと感じてお別れした後は
割とサッパリしてる不思議。

中には見栄や刺激を求めて
買ったものもあったり
今頃気づいて、勉強になりました。
見栄っ張りな私もいるね。


なんかね、思うのです。
ちっちゃなわたしが満足したのかなあって
あんなのもこんなのも着てみたかった。

小さい頃は叶わなかった

自分で選ぶということ。

いろんな自分を見てみたかった。
リカちゃん人形の着せ替えとか大好きだった。

おばあちゃんが手作りしてくれた
リカちゃんの服に心が躍ったこと思い出すなあ。リフレイン。


残った服たちは割とシンプルで
分類するとしたら
あまり主調しない服たちが多いかな。
ということは主張したかったのかな。

私にはこんな魅力やこんな魅力
こんな魅力があるのよーーーって。
最後に思ったのは
これからは

「自分そのものがすでに魅力的」

ということを感じていく時なのかな。
まだ頭でしか思えないけど
いや思っている?感じている?
とも言えるかもしれない。
この辺は解明できていない。
でもいつか全身で感じてみたいな。


あ、これナルシスト案件にも繋がるな。

また書こっと

題して「ナルシストtomomi」

こうご期待!!また寄り道か。


そしてどこかに
「足りない」意識もあるんだなって
それをファッションで足したかった。

だから服を買うこと自体が
ちょっとした刺激になっていて
刺激が薄らいだらまた欲しくなる
そんなループもあったように思う。

きっとこれって

「いっぱい服はあるのに着る服ない現象」
に関係している気がする。

「魅力は充分にあるよ、気づいてね」


この度、お別れした服に限らず
大好きな服ってずっと覚えていて
あの時あれ着た、とか
あの時あれ着た、とか
たまに思い出して幸せな気持ちになる。


私と出会ってくれてありがとう。


あ、そういえば

最初に思いっきりおしゃれを楽しんだ記憶…

15歳の時

古着で紫の花柄のシャツに
ジャケットはツイードの深緑
そしてパンツはカシス色裾に
ボタンをつけてリメイク。

靴は厚底のブラウンのブーツで
バッグはからし色のコーデ。

わあ、なんてミラクルなコーデ♪と
自分で心の中で絶賛していて
もうそのいろんな色が
溶け合うハーモニーが絶妙で。

ひとつひとつが孤立していない。
そしたらその当時付き合っていた
おしゃれでカッコ良すぎる彼氏に

「トモはセンスがいい」と褒められた。

たぶんあれで信じたんだと思う

「私はセンスがいい」と。


何を信じるかって大事だね。


ということで、切ないラブストーリー

じゃない

ファッションストーリーはこの辺でおしまい。

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