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終わりの(一次創作 詩315)

ゆらゆらとしている
ゆらゆらと続いている
鉄路は続いている
終端駅の車止めまで続いている

終わりがあることも
充分にわかっているけれど

寂しくなんかない
そう言いながら列車は行く
わたしとあなたが
ここにいるからと

終わりがあることを
惹起するに充分だから

(画像はPinterestより)

未熟者ですが、頂戴いたしましたサポートは、今後の更なる研鑽などに使わせていただきますね。どうかよろしくお願い申し上げます。