「結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる」を読んで。
現在、2回目を読み返している本「結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる」(著者:伊庭 正康)を読んで、簡単な要約とその後の自分をどう変化させていくかを考えてみます。
この本の主張は、成功に大切なのは才能ではなく「しつこさ」ということです。スティーブ・ジョブス、ジェフ・ベゾス、イーロン・マスクなど成功者に共通していることは才能ではなく、「しつこさ」です。
「しつこさ」と聞くと執着心や煩わしいなどのイメージを持つかもしれませんが、自分の中にこの「しつこさ」を問いかけるとイメージは変わります。「徹底的にやろう」、「諦めずにやろう」、「最後までやり遂げよう」などポジティブな印象になります。
しかし、「しつこさ」というと根性論などのイメージが先行しやすいですが、この本ではいくつかの方法論が書かれています。その中でも2つの法則が特に面白いと思ったので紹介します。
1つめ、WOOPの法則
2つめ、TKKの法則
WOOPの法則
WOOPとは、Wish(願望)、Outcome(結果)、Obstacle(障害)、Plan(計画)の頭文字をとった言葉で、目標の達成率を高める法則です。これは、人間のモチベーションを研究するガブリエル・エッティンゲンさん提唱した内容で、これまでポジティブ思考から成功を導き出そうとしてきた成功法則に対して、ネガティブな内容も含めることが重要であると説いています。
Wish(願望)、成し遂げたい目標などを設定します。ここでは簡単すぎずまた難しすぎない、現実的に達成できる目標を設定します。
Outcome(結果)、自分の願望が叶った時の結果をイメージします。例えば、自分の場合、1000日間noteを書き続けることができたら、「アウトプット力が向上する」や「自己表現が上手くなる」などの効果を想像することができます。
Obstacle(障害)、願望を達成する際に起こりうる障害を考えます。「体調を崩すかもしれない」「海外での移動時に時差があって登校できないかもしれない」「仕事が忙しくて文章を書けないかもしれない」などがあります。
Plan(計画)、Obstacle(障害)に直面した際に、どう対処するのかを考えます。「常に、3本はストックの記事を用意しておこう」「平日は1日1本、土日は、3本の記事を書こう」など障害を乗り越えられる方法をあらかじめ考えておくことです。
自分は、大きな目標に1000日間noteを書き続けるという目標を3日前に掲げました。そして、1000日間の間に100日毎に小さな目標を掲げています。
例えば、100日目には「体重を72キロから68キロに減量する!」と設定しています。これを達成すれば、外で服を脱いでも恥ずかしくなかったり、健康的な印象を与えることができます。しかし、コロナで運動の機会が制限されていることや自炊の時間をあまり取れず外食に頼ってしまうこともあります。そこで、計画としては、日曜日に翌週2日分のお弁当(サラダボール)を作っておくや、炭酸飲料を飲まないなど無理のない制限を行いたいと思います。「しつこく」継続的に行う方法のひとつが、このWOOPの法則です。
TKKの法則
TKKの法則は筆者の伊庭さんが提案する内容で、
T:たのしくする
K:かんたんにする
K:こうかを確認する
しつこくやり続けることを習慣化する法則です。そしてここで前提となることが「しつこさ」の重要性を自覚するということです。
ここでは自分が100日後に目標とする「体重を72キロから68キロに減量する!」に当てはめながら分析します。
T:たのしくする。
まずは減量することの意義を再確認。健康を害して大きな病気をしてしまうと会社に迷惑がかかることや、医療費など多方面でデメリットがでてきます。この点をまず、肝に銘じておく必要があります。
K:かんたんにする
「しつこく」継続するための工夫。平日はジムに行くことを日課しにしていますが、流石に筋トレだけでは飽きてしまいます。そこで休日には地元のバスケットボールチームなどに参加すると決めます。競い合いながら、自分のバスケスキルを向上させながら減量すると、自分にとって運動へのハードルが大きく下がります。このように、運動することに対して「楽しい」がじぶんにとっての運動をよりかんたんにします。
(*noteの書き方をフォーマット化して行くことも大事だな・・・)
K:こうかを確認する
常に自分の体重がどのように変化するのか、ジムでは体重計に運動前と運動後にのります。少しでも進歩があれば、また明日も来ようというモチベーションにもなりますよね。
以上で記事を締めくくりたいと思います。
1日目に目標を沢山書いたものの、持続できるか不安な自分がいます。目標達成へ合理的に進めるために、今回はこの本「結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる」を紹介させていただきました。
これまでの自分の人生80-90点で満足していました。「しつこさ」を習得して、100点になるものを目指した方が人生豊かになると思います。
それでは、また明日。
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