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私が生きてきた道のり(高校生)

建築科に入学したら

女子少ない!!

80人中9人しかいない。

それでも性格が男っぽかったので

慣れたら意気投合。

「仲間」として付き合っていた。

少ない女子の中でも「派閥」があって

いちいちめんどくさくて。

一緒に帰ろうと声かけても

〇〇と帰らないといけないから…と断られる。

そして悟る。

あ~一人が気楽だな。

別にすっごく仲良く付き合うわけではないけど

表面的には普通に付き合って

あとは一人でいよう。

それでも、男子の仲良しがいたので

別に苦痛じゃなかった。

高校3年生になったころ

父が入院した。

糖尿病の悪化で。

母も仕事はしていたが

家の生活費すら賄えないほどだったようだ。

私は通学費を減らすために

少しでも学校に近い祖母の家に住んでいたが

アルバイト3つ掛け持ち

高校の授業料、定期代、免許の取得代、当時既に乗っていた車のガソリン代、

車検代、お弁当代、すべて自分で賄っていた。

学校の先生にクラスメイト全員の前で

「TOMOさん、授業料が払われてないみたいだけど…」

と言われてクラスメイトに心配される。

そのころ3ヶ月くらい、単位を落とさないように必要な授業以外欠席し

昼間も働いて父の入院費を稼いでいた。

高校生だけど昼間も夜も働いて

そのころから自分のことは自分でやらなければいけない環境だった。

学校を辞めて働こうかとも考えたが

あと1年だから頑張ろうと単位を落とさない程度に

授業を受けて卒業した。

建築科だったので設計事務所に就職決まって働くことに。

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