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私が生きてきた道のり

私は結構複雑な環境で育ってきた。

3人姉弟の真ん中。

とあるお寿司屋さんの家に生まれた。

当時の父は男の子が欲しかったので

姉が生まれた時も

私が生まれた時も

産婦人科に来ることはなかったと母から聞いた。

小さいころの記憶は3歳くらいの時からうろ覚えだけどある。

犬を2匹飼っていて

姉は祖母の家で暮らしていた。

(なぜかは知らない)

私と弟は年子なので

ケンカしつつ、いつも一緒にいた。

お寿司屋兼自宅だったのが

お店で待っている時に雷で停電になってしまった。

子どもの頃の停電は真っ暗だし怖くておびえていた時に

飼っていた犬が寄り添ってくれていたのだ。

2匹とも私のそばに来てくれていた。

弟はちょっかい出すから犬たちがあんまり好きではなかったよう。

当時父はアルコール中毒者だったと思う。

お酒を飲んでは母に暴力をふるう。

そんな姿が目に焼き付いている。

なので父は好きではなかった。

私が何か悪いことをしたのか(これも覚えていないが)

お風呂場に閉じ込められたこともあった。

昔はこういうことがあっても

当たり前の時代だったのだろうか?

その時にも

お風呂場の外で犬が待機してくれていたのを知ってる。

そんな時母は別居を考えていた。

私と弟は母の車で夜逃げのように出ていったような記憶がある。

そしてそこからはホテル生活、小さなアパート生活。

とにかく何度も引っ越した。

知らないおばさんの家に預けられたこともあった。

食べたくない食べ物を食べろ!と怒られて

食べれられないから黙っていたのを覚えている。

その時の記憶はお線香?お香?の煙が部屋に漂っていて

その煙を目で追っていることが唯一救いだったことも。

この頃まだ幼稚園ぐらいの年齢。

幼稚園では男の子のいじめっ子に竹の棒で頭を何度も叩かれ

たんこぶが何個もできるほど。

それでも泣かずにおばあちゃんに伝え

結局その男の子はいじめをしなくなった。

同じ小学校に行くことになったが、その後もまた別のいじめが続く・・・

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