ライブ配信を毎日していたらスポンサーがついた話

2021年4月14日 06:24

Facebookライブを毎日配信していること

去年の4月に緊急非常事態宣言があり、突然の引きこもり生活になった。家に帰るのは寝るだけ生活だったのに、一日中zoomをしている生活に。

そんな時にStreamYardというソフトのことを聞かれ、名前は聞いたことがあったけど配信を全くやったことがなかったのでそんなに知らずに質問にちゃんと答えられなかったことがあった。

知らなかったことがなんか自分の中で悔しくて、じゃあ使ってみようと思って初めてのライブ配信をしてみたのです。

StreamYardはライブ配信には最適な機能がたくさん

・コメントをテロップのように流せる
・字幕をあらかじめ用意しておいて自由に出せる
・タイトルやロゴをつけることができる
・FBはタイムラインだけでなくグループやページと分けて配信できる
・YouTubeなど複数配信ができる
・無料でも6人の参加ができ、登録の必要がない

有料機能もあるけど、無料でもzoomより表現できることが多く、それっぽい番組になるところが多くとても魅力的なソフト。操作も結構簡単だし。

最初はGWだけの予定での毎日配信がすごく面白くなったのと、みてくれてる人の反応がダイレクトに伝わるのが嬉しくて続けていって、毎日やってたらあっという間にもうすぐ１年を迎える。

何しろ本当かどうか知らないけど、配信こっそりみてますよとやたら人から言われる。そりゃあ毎日「山田トモミさんが配信を始めました」と通知が来るんだから嫌でも気になるに違いない。

配信をすることでいろんな広がりが増えていったし、思いもがけない活動につながったり出会いも多くなった。

そんな中で3月に社会企業家の磯部一郎さんからスポンサー話が出たのです。というか何かの話の流れでそんな形になったのだけど。

磯部さんは株式会社福水戸家など、多くの会社を経営し、起業支援やDXコンサルを行い、オンラインサロンISOBUも主宰している方。

悪性リンパ腫を患っており、去年の4月には余命宣告を受けた。ガンサバイバーとして闘病生活やその中でどう生きていくかという講演もしているのだ。

いろいろな活動に共感したのはもちろん、最近経営者のマインドにとても興味が出てきているので、磯部さんとは最近やりとりは増えていたけど、まさかそんな話になるとは・・・！！

もちろんありがたい話だけど、そもそもライブ配信でスポンサーって？どういう風に貢献できるか？

従来のテレビやラジオのメディアのように、「この番組は〇〇の提供でお送りいたします」というのももちろんいいと思う。ただCMを流すわけではないのでそれだけでは意味がないように思えたから。

そもそも会社の宣伝をしたところで、業績やイメージが上がるとはとても思えない。だけど私ができることだってあるはず、と思い改めてプレゼンをさせてもらうことにした。

磯部さんはSNSでも様々な活動を発信しているので、その中で私が協力できないかということをまず考える。

今月、闘病生活の中で感じたことや普段からどういう生き方をしているか、仕事へのあり方について書かれた、「生き急ぐ」を出版。

生き急ぐという言葉にちょっと抵抗のある人もいるかもしれないけど、病気でなくても誰もがいつどうなるかはわからない。だから今日という日を思い切り生きよう。そのメッセージは私の生き方にもシンクロした。

生き急ぐという考え方を私はみんなに持って欲しいし、その思考を広めたいと磯部さんも考えている。ただそれはすぐに伝播するものではない。

そこでライブ配信で生き急ぐの考えを広めていけないか？と。と言っても本を読んでくださいとかこの考えは素晴らしいですよ〜ではなくてもともと私が共感していることだからそのことを伝えればいい。

というか普段から自分が思っているのを少し意識すればいいこと。毎日続けるというのはそういうことでもあると思う。

そしてオンラインサロンISOBUについて

最初私の周りの人がやたら磯部さん磯部さん言いまくっているな〜この求心力はなんなんだろ？というのにすごく興味を持った。その秘密がうっすらわかったのがISOBUに入ってから。

元々利益というよりは活動できる仲間を増やしたかったということで始めたということなので、月500円なのにものすごく充実したコンテンツ。何より参加者の熱意がすごい！！そして熱意のある人に囲まれることはとても心地がいい。

そういう人たちがもっと増えると社会も良くなるんじゃないかなと思えるところだし、もっと増やしたいと磯部さんも考えている。つまり

生き急ぐ思考を持った人たちがもっとISOBUに集まること

それが私が協力できることかなと思った。でも会員集めをします！ということではなくて、興味を持つフックになってもらえればと。

そんなプレゼンを（もっと詳しいけど）あえて手書きの紙でしてみたら良い反応をいただきまして、スポンサーが正式決定！！となったのでした。

ライブ配信すごいねと言われることもあるけど、なんのためにやってるの？とか、よくやるよね〜と言われることだってある。

最初は勢いでやっていたけど、やっていくうちにいろんなことがわかってきてもうすぐライブをして一年になるのだ。

とはいえまさかスポンサーなんて思いもしなかった訳で。人生って面白いなあとつくづく感じた出来事が起きたのでした。これからライブ配信での広告の可能性についても考えていきたいと。

そして結局は継続が人生を変えるっていうことなのです。

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