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改名のすすめ / 癌の「標準治療」

アメリカ在住の癌研究者である「大須賀 覚」氏の良記事を紹介したい。
癌患者歴五年目に入ったおれが信頼している情報源の一人である。
この記事の肝は、「代替治療」でなく「標準治療」を選んでくださいというものだ。
Facebookでシェアしたとき、おれは下記のコメントをした。
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「標準治療」というネーミングが治療の価値のイメージを損なっている面は否めないと思う。良くも悪くも日本は言霊の国だから。これが「最良治療」「最善治療」となっていたら、どうだろう。あるいは「特上」とか「松」とかさ。
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おれも含めて、人ってのはけっこう単純なものだと思う。
「標準治療」と「必治治療(という代替治療)」の二者択一なら、後者を選ぶ可能性が高いかもしれない。
それはともかく、大須賀氏の記事をぜひ読んでみてほしい。
情報は生死を分かつこともある。

がん研究者が心の底から「標準治療を選んで!」と訴える理由
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59446
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59446?page=2
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59446?page=3

おれは、癌を発症してから、癌に関する本をかなり読み込んできたが、一番感銘を受けたのは『 病の「皇帝」がんに挑む : 人類4000年の苦闘 』という本だった。
これは、アメリカの医師「シッダールタ・ムカージー」によるピュリッツァー賞・ガーディアン賞を受賞した傑作ノンフィクションである。
これを読むと、人類が叡智を結集していかに癌という病と闘ってきたかということがわかる。
その闘いの現時点での最高の成果が「標準治療」なんだよ。


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