体内下宿人との日々 Vol.5

今日(2020.3.24)は造影CT検査を受けに、日帰りで春日市に出かけてきた。
晴れて気持ちのいい日だった。
検査の結果は、腫瘍がさらに大きくなっており、数も少し増え気味だ。
これまで一年近く「アバスチン+5-FU」療法を行ってきたが、腫瘍に耐性ができて効かなくなったので、「イリノテカン+パニツムマブ(商品名ベクティビックス)」療法に変えることにした。
イリノテカンは抗がん剤で、ベクティビックスは分子標的薬である。
通常の1サイクルは2週間なんだが、3週間で1サイクルに変更してもらった。
効果は弱くなるが副作用が少しましになるかもしれない。

《代表的な副作用》
下痢・皮疹・爪囲炎・脱毛・その他

爪囲炎になると楽器が弾けなくなる可能性が高いから、できればこの療法は避けたいけど、もう一つある療法はすでに行っていて、指先の痛みでボタンすらとめられなくなった。
同然、ギターも弾けなくなった。
今回の療法は初トライなので、未知のことが好きなおれとしては、ちょっとそそられる。
そして、ついに帽子をかぶることになるのかどうか。

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